プロフィール
身長 | 142cm | 体重 | 38㎏ |
髪色 | 暗褐色 | 瞳の色 | 緑 |
誕生日 | 2月12日 | 趣味 | 人造魔剣の鍛錬 |
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一般技能
武器職人 | LV3 | まだまだ駆け出しってやつ |
物乞い | Lv4 | 顔が割れてなけりゃ結構いけるぜ |
スリ(芸人改変) | Lv2 | 下手で悪かったな |
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容姿
年相応の身長に暗褐色の癖っ毛に整った顔立ちをしている。
ただし特徴的な緑の瞳から感じさせる意思は年齢通りの幼さを感じさせることはほとんどない。
経歴
物心着いた頃に両親と離れハーヴェスのスラム街で育つ。
幸いにして組織立ったチーム《心は錦》に拾われ、人の心を引く方法や社会の在り方の分析といったその日暮らしにならない生き方を学び成長。
やがて様々な才覚を発揮し若いながらも仲間たちから徐々に認められていく。
自身を慕う舎弟も出来、過酷な環境ながらも確かな居場所を確立しはじめた矢先にハーヴェス王国の治安維持の一環でスラム狩りが始まってしまう。
組織は穏健派であり大きな武力を持たない分、重大な犯罪を犯すものはいなかったがそんなことは警邏からすれば関係なく、その他の犯罪組織、有象無象と共に住処を追いやられていく。
仲間たちの盾となるべく必死に抵抗するも一蹴され、居場所を失った《心は錦》の有志と共に魔動死骸区へと落ち伸びる。
ハーヴェスよりもさらに治安の悪いその地で多事多難を経てようやく最低クラスの地位に適応し始めたころに事件は起こる。
魔剣による魔動機の暴走。
知恵や人格よりも武力や金銭がモノをいう魔動死骸区でチームの為に、兄貴分のために周りの連中を見返してやろうとした舎弟が手にしたそれは魔動機文明時代に生み出された魔剣であり、自らの体力、精神力を魔動機に注ぎ込むというものだった。
複数の大型魔動機が起動し、事態は混迷を極める。
あわや大惨事という直前で魔剣使いの女が現れその魔動機を破壊することで決着を見たが、舎弟は魔剣を制御できずそのまま命を落とし《心は錦》は連帯責任を追及され魔動死骸区からも追放され、散り散りになることになった。
(本来は全員処刑ものだが魔動機が起動したことで今まで入れなかったところから思わぬお宝が多く回収できたために許されたらしい。)
(また、魔剣使いの女からの進言もあったようだ)
なぜ舎弟がリスクを承知の上でそのような行動をとったのか。
───弱者は虐げられるしかない。強くならなければ何も出来ない。
あいつの気持ちは痛いほどに理解できる。
なのに、俺は何もしてやれなかった────
スラムで育った彼には日々生きることに精一杯だったが、《心は錦》のお陰でビジョンを持つことの重要性を理解していた。
脳裏によぎるのは無知のまま魔剣を利用し、命を失った大事な仲間。
そして大型魔動機の暴れまわる絶望的な状況を一人でひっくり返した輝く魔剣を持つ女。
どちらも魔剣、だ。
少年はゆっくりと目を開く。
"弱者を救済する魔剣"を作ろう。
アイツみたいな馬鹿がもう生まれないように、こんな悲しみを他の誰かが感じなくて済むように。
少年は魔動死骸区で耳にした"人造魔剣"の作成者へ弟子入りすることを決意し、ダイケホーンへと足を向けた。
性格
基本的に他人を信用していないが一度信用した仲間には甘い。ある種世渡り上手ともいえる柔軟性を持っている。
悪く言えば子供らしくない部分も。
年齢を武器にしているが同い年くらいの中では兄貴分として振舞おうとしてしまうあたり慣れというものは怖いものである。
物乞いテクニックとして打算的に優しくされる技術を持っているが、全く意図しない場面で優しくされると割と簡単にデレる。
そういった"予想外"に弱いうえに"予想外"が多いことが最後の子供らしさなのかもしれない。
・決して手離せない小物がある
・己に何らかの誓いを立てている
・かつて従者がいた
衣/食/住/楽/酒/色
57/80/2/ 9/ 8/51