ミスルトゥ・グレープ
- 知能
- 低い
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 中立
- 言語
- なし
- 生息地
- 森、山
- 知名度/弱点値
- 18/22
- 弱点
- 炎属性ダメージ+3点
- 先制値
- 19
- 移動速度
- 10(匍匐)
- 生命抵抗力
- 17 (24)
- 精神抵抗力
- 14 (21)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
ツタ | 18 (25) | 2d+25 | 14 (21) | 10 | 600 | 40 |
特殊能力
○延焼
炎属性のダメージを受ける時、それはさらに+3されます。ただし、この魔物が「○着床」を発動している場合、その攻撃で受けたダメージの20%分の炎属性確定ダメージを、「○着床」の対象に与えます。
○養分の適性
攻撃を行える対象に[種族:メリア(希少種含む)]や[種族:アルボル]が存在する場合、それらを優先して対象に選びます。逆に、「○毒無効」の能力を持つキャラクターは、攻撃の対象に選ぶことはありません。すでに「○着床」の効果を受けているキャラクターも同様です。
○長いツタ
この魔物は、自身から20m離れた地点までを近接攻撃の対象とすることが可能です。
○分裂
エネミー手番の終了時、1dの結果が4以上であったなら、HP300のミスルトゥ・グレープ一体を同座標に生み出します。この能力で生み出されたミスルトゥ・グレープが「○分裂」で生み出すミスルトゥ・グレープのHPは150で、そのミスルトゥ・グレープは「○分裂」を持ちません。また、これらは全て行動済みの状態で出現します。
※600→300→150で打ち止め
○再生=10点
≫強襲
この魔物が次に行う主動作の達成値に、「+10」のボーナスを得ます。リスクとして、それで与えるダメージを「-5」点し、更に命中力・魔法行使・回避力での抵抗が可能になります。この時、抵抗の成否に拠らず、その達成値の分の確定ダメージをこの魔物が受けます。この効果は例外的に重複します。確定ダメージは使用した回数分倍にして受けます。この能力を適用した近接攻撃にカウンターを行って、比べあいに勝利した場合、達成値分の確定ダメージと通常のダメージの両方を受けます。
○着床/12(19)/精神抵抗力/消滅
ツタでの攻撃が命中した対象を眠らせ、そのまま寄生に移ります。対象が抵抗に失敗した場合、この魔物は即座に対象のいる座標まで移動します。この移動はあらゆる障害を無視します。対象はそのまま眠ってしまい、この魔物の手番終了時に1ずつHP最大値が減少します。この効果でHPが0になった場合、生死判定を行わず死亡します。この効果は精神効果属性であり、【アウェイクン】や【アーリーバード】のような目覚めを齎す効果で解除可能です。この時、達成値の比べ合いは行いません。ただし、アウェイクポーションでは解除できず、「▶養殖」の効果を受けているキャラクターに発動している場合は、目覚めを齎す効果でも解除できません。
また、この効果で対象を死亡させた場合、対象が習得している魔法、戦闘特技、秘伝、奥義をすべて習得します。この効果は、「○分裂」で生み出した個体にも引き継がれます。
なお、最初から存在する個体は「カティア・ベネディクト」にこの効果を発動しているほか、この効果で以下の能力を習得しています。
○ターゲッティング&鷹の目&MP軽減/ドルイド&弱点看破
☑魔法拡大すべて
▶森羅魔法9レベル/魔力10(17)
▶妖精魔法4レベル※契約を行っていないため、使用できません。
以下は基本的にフレーバーとして存在する能力です。コボルドバレットには使用します。
▶養殖/12(19)/精神抵抗力/消滅
「射程:接触」「対象:1体」の深層心理に、これを行われた地点へ向かいたいという意思と、生きることを優先する思考を植え付けます。これらが表出するタイミングや形は様々ですが、冒険者レベルが9になった場合は必ず発動します。また、この効果を受けたキャラクターは、このエネミーを敵対的な存在だと認識できなくなり、このエネミーに対するあらゆる判定を放棄します。レベルが5以下の対象には、この行動行って見逃します。
この効果は毒属性かつ精神効果属性かつ呪い属性であり、この魔物が死亡するまで継続します。
なお、「カティア・ベネディクト」はこの効果を受けています。
戦利品
- 自動
- TP+30、手紙(「○分裂」で現れた個体はこれらを持ちません)
- 2~7
- 生命力あふれるツタ/緑S(1000G)*1d6
- 8~12
- 生命力あふれるツタ/緑S(1000G)*2d6
- 13~
- 林檎の香りがする葡萄の実/緑SS(10000G)*1d6
解説
葡萄のような実を付けるミスルトゥです。
寄生する対象を本能的に見定め、どんどんと増殖していきます。
寄生するのに不足だと判断したメリアなどが居れば、『何時か此処へ戻りたい』という気持ちを植え付け、「養殖」する特殊な生態でも知られています。
現在は林檎の木に寄生しており、十分に生命力にあふれた植物が現れない限り、この木から離れることはないでしょう。
「養殖」した生き物でも寄ってこない限りは。