ネフライトの頭部を構成する、魔晶石の細工の施されたマギスフィア。
　これはネフライトが目覚める以前、"星石の都"シュクラトナにおいて研究用に用いられていた機材の一部だった。
　元々、天体観測に使用する望遠鏡のコアパーツとして備えられたそのマギスフィアには、より効率的にマナを補給するために魔晶石を直に装填する機構が備えられており、常に大量の魔晶石と接続されている状態にあったという。
　
　何の因果か、その魔晶石群に魂を宿らせてしまったのがネフライトであり、目覚めた当時は望遠鏡が動き出したということで大変な騒動となったとか。
　そうした成り立ちによって、頭部にマギスフィアが埋め込まれているネフライトだが、フロウライトである以上本体は魔晶石であり、あくまで「本来頭のあるべき場所にマギスフィア用のソケットがある人」という形になっている。
　そのためマギスフィア自体は取り外しても何ら支障はなく、ネフライト自身もそんな性質を愉快がって、時折頭部のマギスフィアを換装して見た目を変化させている。

　テレビや天球儀の形を取った頭部もその一環であり、本人曰く「天球儀は正装、テレビは仕事着」なのだとか。
　因みに彼が目覚めた当時の姿である望遠鏡も頭部のバリエーションとして存在するが、頭が重すぎて嫌だから付けないらしい。

　所要時間：10分（60ラウンド）
　解説：幅広い分野について、深い知識を持っているかの判定です。専門を問わず、あらゆる分野の知識について判定を行うことができます。ただし、専門家による判定よりも、目標値は2～4高くなります（GM判断）。

　所要時間：10分（60ラウンド）
　解説：専門分野についての、深い知識を活かすための判定です。この技能の習得者は、専門分野を1つ決めます（5レベルボーナスにより専門分野+1種）。
　専門分野：家系知識、神話知識

　所要時間：一瞬
　解説：特定の地域に関する一般的な知識と、その地域における魔物についての知識を持っています。旅先案内人は、案内知識を得ている場所では、見識判定または魔物知識判定のように、旅先案内判定を行うことができます。
　旅先案内人は、ツアーガイド技能を1レベル習得するごとに、「都市または集落」を1つ選び、その都市から徒歩1日で移動できる範囲の知識を得て「案内知識を得たこと」として扱います。
　旅先案内判定は、案内知識を得た場所での一般的な知識を知っているかどうかに使うことができます。
　加えて旅先案内判定は、案内知識を得た場所で遭遇した魔物に関する知識を持っているかどうかを判定できます（詳細は魔物知識判定と同様に）。ただし旅先案内判定では、魔物の「弱点」を見抜くことはできません。自動成功時を含め、どのような高い達成値を得ても、魔物のデータを参照可能になるだけです。
　【案内知識を得ている場所："星石の都"シュクラトナ、"砂漠の都"ラージャハ帝国、"天籟の都"リュフトフェン】

　所要時間：10分～1日
　解説：食材や調味料を組み合わせ調理し、料理を作り出すための判定です。達成値が高ければ高いほど美味しい料理になります。

　所要時間：1時間
　解説：部屋を掃除したり、整頓したりする判定です。達成値が高いほど、仕上がりが美しくなります。規律や美しさが求められる貴族や上流階級のお屋敷などでは、必要とされる目標値は高くなります。
　掃除する範囲や元の汚れ具合（乱雑具合）によって、判定の回数は多くなります（時間がかかります）。

　所要時間：一瞬
　解説：状況に応じた礼儀作法を守れるかどうかの判定です。正しい所作についてや、やってはいけないタブーなどについて知っているかどうか（また実践できるかどうか）の判定に用います。