好きなもの：昼寝、食事、読書。
苦手なもの：急ぐこと、寝る邪魔されること。
趣味：昼寝。

衣：77/100　「着心地のいい服は、大好きだよぉ～」

食：62/100　「おいしいもの食べると、しあわせだよねぇ～」

住：70/100　「お日様が当たる、あったかいお家はいいよねぇ～」

楽：98/100　「なぁに？面白いこと～？行く行く～！」

酒：87/100　「もう一杯、飲んでもいいよねぇ？やめとけ？大丈夫～♪」

色：35/100　「好きなひと？んふふ～、お師匠とお姉ちゃん～！」

辛さ耐性：99/100　「おいしいねぇ♪え、そんなつらそうにしてどうしたの？」

苦さ耐性：47/100　「甘いもののほうが好き～♪」

泳ぎ：2/100　「し、沈んじゃうんだけど～！」

AM07：00　起床
AM07：30　キルヒア神殿に礼拝
AM08：00　朝食
AM09：00　依頼または読書

PM00：00　昼食
PM01：00　昼寝
PM01：20　読書、勉学、合間に昼寝
PM06：30　夕食、交流
PM08：30　トレーニング
PM09：00　お風呂
PM10：00　軽トレーニング、ストレッチ
PM11：00　勉学
PM11：30　マジックアイテム「想重星霜」(外見はミサンガ)に祈りとマナを込める
PM12：00　就寝

師と呼べる人がいる
家族に異種族がいる
敵対する人がいる（いた）

冒険に出た理由
平和を求めて


ヴェルマンドからいくらか離れた、小さな村クロヴィス。
その男は、賢者と呼ばれていた。
彼の名はガワラ。はるか東の地出身のルナール。
あらゆる魔法を使いこなし、
賢神キルヒアの名のもとにあらゆる知識を得。
村を治め、外の地との繋ぎとなり。
それを驕らぬ姿は、多くの尊敬を集めていた。

はるか永劫を生き続ける…はずだった。
彼が子狸を拾ったのは、病で先が短いと知ったからか。
それとも、まだ言葉も話せぬ子狸が、己が信ずるキルヒアの印を持っていたからか。
それとも…

かくして孤児であったネル・パースターと賢者ガワラは家族となる。

ガワラは自らの技をネルに伝え、ネルはその生来の観察眼からみるみるうちに魔法の才を開花させた。
いつしか賢者と呼び称えられた男は。
それが贅沢だと知りつつも。
どこか、息苦しかったのかもしれない。
天真爛漫なネルを本当の子どものように愛し、
すべての技を伝えていった。
伝えてしまった。
それは、賢者というには、あまりにも。
軽率だった。

たちまちネルは後継者争いに巻き込まれた。
とりわけ姉弟子であるフラムからは目の敵にされる。
穏やかな日々は一転し、ガワラの容体もみるみる悪化していった。
そしてある日の朝。
ガワラが目を覚ますことは、なかった。

悲しみに暮れる間もなく、さらなる事件が追い打ちをかける。
ガワラの遺体が消えたのだ。
同時にフラムの消息も絶える。
様々な憶測が飛び交う中、必死の捜索も虚しく、ふたりが発見されることはなかった。
捜索は打ち切られ、後継者争いは激化する。
その間もネルはひとり、師と姉を探し続けた。

一年が経過し…さしものネルも、一度あきらめざるを得なかった。
心身ともに疲弊しきったネルは村を出る。
幸い、師から教わった魔法の腕はある。
どこへ行こうか…
そうだ。
ガワラは温泉が好きだった。
ヴェルマンドへ行こう。
師の形見の聖印を握りしめ。
ネルは、第二の故郷から、離れていった。

補足：
冒険者になったのは、生活費を稼ぎつつ、コネを作り、師と姉の情報を仕入れるため。
だがそれ以外に目的がないことに、少しだけ焦りを感じている。
姉のフラムは、ネルを本気で嫌っていたのではない。
仲の良い姉妹ゆえに悩んでいた部分が大きいだろう。

ガワラ
ルナールの男性。金髪。着物を着ていて、尻尾は9本。ただし束ねて大きな一本に見えるようにしている。
対人では穏やかな口調で話し紳士的であり、仕事も誠実にこなすが、
その反動かふだんはわりとダメ男である。フラムの尻に敷かれている。
余談だが、ネルの服装は彼の趣味である。フラムには断られたがネルは着てくれた。

フラム
ルナールの女性。茶色の髪。彼女も着物を着ているが、東方出身ではなく、ガワラを慕ってのこと。
尻尾は5本。やはり一本に束ねている。
面倒見がよく普段はガワラの冷静な付き人かつ弟子だが、激情家な面がある。
魔法の才はネルに劣っており、それを認めつつも悩んでいた。
ガワラは魔法の師であるが、以前からともに暮らしており、契りは交わしていないが実質夫婦。
ぐうたらなガワラのあつかいには慣れたものである。