キャラクター紹介

概要

グランゼールの路地裏に住みつき、同じく裏路地を根城にしている、
所謂"死んでも騒ぎにならない者"を殺しながら生きていた少女。
彼女自身も、いつ命を落とすか知れない環境の中、とある満月の夜に
ラゴニア出身の放浪者である【ミヅキ・イロハ】に捕獲・保護された。

そんな彼女にとって｢人を殺すこと｣は｢たのしいこと｣であり｢いいこと｣。
ヒトとしての三大欲求に並ぶ欲として存在していて、人を殺せなければ欲が溜まっていく。
幸い、保護者は｢殺しても死なない｣生態のためか、彼女のガス抜きとして相性は良いだろう。

危険極まりない生態をしているが、それを除けば｢世間知らずの女の子｣に変わりない。
美味しいものを食べれば喜び、気に入った人が傷つけば怒り、
嫌なことが起これば悲しみ、楽しい遊びがあれば目を輝かせる。
倫理感も知識も情緒も未熟なままの、人を殺すしか知らない女の子。
彼女が人を殺すしか『知らなかった』女の子に変化するかどうかは、他人との交流次第だろう。

彼女自身がパラディース・ツーク号に搭乗した理由はやはり、誰かを殺せるお仕事だから。
間違いなく危険因子であるが、後述する【クエスト】により、無差別な殺人は禁じられている。
依頼の中で戦闘を行う場合も、相手を殺していいかどうか、逐一同行者に確認しなければならない。
そうした処置のもと、彼女が成長することを望み、保護者は彼女を護衛者としてパラディース・ツーク号に推薦した。
───いつか成長した彼女が、何を想うかも織り込んだ上で。

容姿

●ヘアスタイル

さらさらとした長い金髪が、無造作に流れている。
放っておくと前髪で目を隠してしまうが、保護者の少女が定期的に手入れをしているようだ。
邪魔な場合の結い方も教わっているようで、稀に纏めている髪型を見られるかもしれない。
「かみがきれいってほめてくれました！」

●ビジュアル

人形のように白い肌は、すべすべでありぷにぷに。
以前までの食生活のためか、もちもち感はそこまで無い。
傷の跡が見えないことから、治癒能力が高いことが伺える。
また、背中には螺旋を描く入れ墨らしき模様が浮かんでいる。
宝石のように蒼い目は、光を受けて輝くことはあれど、
その奥に垣間見える色はとても昏い。
感情と共に表情はころころ変化するが、目の光は薄いままだろう。
「せなかのもようですか？　うーん、わかんないです」

●ファッション

主に、ふわふわとした黒のドレスを着ている。
複数のリボンや帽子も合わせて、いいとこのお嬢様風に仕上がっている。
袖は余り気味であるが、武器を隠すための構造でもあり、ぽんぽんとナイフが飛び出す。
スカートの内側にもナイフを隠したりもしていて、忍者としての教育を感じる。
「ミヅキおねーさんにきせてもらいました！」
「まっかなパーカーもありましたが、いまはまっくろになってます！」

性格

●陽気

基本的に明るく、表情がころころ変わる。
良い事があれば歌を口ずさみ、嫌なことがあれば唸る。
人を殺す時だって、彼女は太陽みたいな笑顔を浮かべる。

●素直

こういう時はどうした方がいいのか。
そう聞かせれば、彼女はその通りにするだろう。
しかし、それは殺人のこと以外に限るのだが。

●優しい

誰かが困っていれば、見返りを考えるよりも先に助けられる。
そんな優しい心は確かに持っている。
同時に、誰かを殺したいという凶暴さも。

●好奇心旺盛

人を殺すことだけをしてきた彼女からすると、世界は知らないことだらけ。
知る喜びが芽生えた彼女は、物語を通して様々なことを知っていくのだ。
それを知ることが、彼女にとって良い事かは別として。

●殺人欲

「だれかを殺すのはたのしいことです！」

パーソナルデータ

プロフィール

経歴表

一般技能

セリフ

「はじめましてっ！ボクはサザンカっていいます」
「(あなた/○○さん/あの人)は、殺してもいい人ですか？　……！　わーい、殺しますねっ♪」
「ふふっ……♪えへへ……♪　あはははっ♪」

ロールプレイ方針

セッション履歴