PC名【レジーナ=アルテーリア】　種族【ミストエルフ】　性別【女】
技能【シューター3 マギテック2 セージ2】
キャラシURL:【https://ruromin.sakura.ne.jp/swswamp/sw2.5/?id=PRkSfu 】
役割【後衛火力】

■アライメント　【秩序にして中立(LN)】

■背景
冒険者登録を済ませたばかりの少女。
自称貴族。

■人格的特徴
　常に冷静に冷徹に、表情一つ動かさずやるべき事をやる。
笑顔は見せても微笑程度。の、はずだったのにね。

■尊ぶもの
己の血と誇り。
己に流れる血こそが我らの象徴であり、それに見合う品格を持たねばならない。
家が無くとも、土地が無くとも、家臣が無くとも。私はアルテーリアなのだから。

■関わり深いもの
狩り。彼女は血に酔っている。
死すべき者の脳天に弾丸を埋め込む時、高揚して笑みが零れてしまうものだ。

■弱味
　・家事が苦手。使用人が居ない生活に慣れていない。
　・酷く世間知らず。お城の外での暮らしが出来ないレベル。
　・不潔な環境が苦手。虫とかもう無理。死ねばいい。

#1ソードワールド-経歴表(68) ＞ 自分にそっくりな人物を知っている
　ええ、知ってるわ。縊り殺したいほどに、よく知っている。

#2ソードワールド-経歴表(45) ＞ 田舎で育った
　私の故郷を知らないくらいに、此処が田舎なだけよ。

#3ソードワールド-経歴表(26) ＞ まだ恋をしたことがない
　恋は平民がするものでしょう。貴族の婚姻は手段ですもの。
　

とある名も無き泡沫世界の都市国家、アルテーリア公国の支配者の家系。
アルテーリア大公家が長子にして、次期党首その人が、レジーナ＝アルテーリアという女性だ。
200年以上、彼女は貴族として、次期党首として。悠々自適ーと、呼称するには一般に見て窮屈な暮らしだったと言えるがーと暮らしていた。
ある日、国を凶事が襲う。突然、人が変貌していくのだ。狂気に染まり、他者を傷つけ、或いは自害する。
民草たちが狂い果て、やがて騎士も貴族も狂い始める、そんな狂乱が7日間続いた。
どういうわけか、レジーナだけは狂う事が無かった。ただ一人だけ、正気のまま全てを見させられた。
笑いながら我が子を縊り殺す母親。守るべき民を狩ることに愉悦する騎士。貴族を犯し肢体を喰らう平民。
いっそ、狂えてしまったら楽になれるという想いを。必死に自分が最後の生き残りだと思う事で戒めてきた。

そして、7日後に。自分とそっくりな女性が玉座に着いた。
アウレア＝アルテーリア。双子の姉妹だ。妹と呼んでも良いかもしれない。
150年以上前に、行方不明になっていたはずの姉妹がそこに居た。
そして、この狂乱は私が起こしたと言う。この国は私のものだと言う。
そこから先は、断片的にしか覚えていない。
ぞろぞろと群がるかつての同胞たち。私を侵す喜びに震える妹。
同胞を搔き分け、或いは斬り捨てて私を連れ出した、筆頭騎士。
今まで、出たことも無いような国外を、裸足で走った。騎士は、ついてきてはくれなかった。
喉が渇いて、お腹が空いて、それでも走った。やがて、誰かに出会った…ような気がする。
その誰かが、今の私の師匠。

私は、胸に燻る復讐心を植え付けられ。それ以外の、全てを奪われた。

アルテーリア公国はエルフの国だ。といっても、国の大半を占めるエルフとはミストエルフの事を言う。
短い昼と長い夜、そして年中薄く霧に覆われたこの国を、人は"霧と騎士の国"と呼んだ。
騎士の国。と称されるだけの事はあり、この国の騎士は精強だった。
護衛と室内戦に長け、盾の代わりに銃を持つ。長剣と拳銃の舞うような連携は、他流派のどのような武技をも打倒した。
アルテーリア公国が、都市国家のまま存続していられたのは、この騎士たちによる所が大きい。
国の主教として崇めていたのは、ティダンとシーン。太陽と月の神。シーン神の方が、強く信仰されていた。
国柄、長い夜の安寧をこそ人々は求めていたのだろう。
泡沫世界として分かたれてから興ったこの国は、千年以上。都市国家のまま繁栄を続けていた。