“地獄の”ハイドナー(ナイトメアフロムヘル)
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 穢れ
- 3
- 言語
- 交易共通語等いろいろ
- 生息地
- なし
- 知名度/弱点値
- 12/18
- 弱点
- 物理・魔法ダメージ+2、行為判定+1
- 先制値
- 18
- 移動速度
- 20/40(飛行)
- 生命抵抗力
- 10 (17)
- 精神抵抗力
- 11 (18)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
武器(胴体) | 9 (16) | 2d+12 | 9 (16) | 7 | 162 | 86 |
右翼(翼) | 11 (18) | 2d+9 | 7 (14) | 4 | 88 | 36 |
左翼(翼) | 11 (18) | 2d+9 | 7 (14) | 4 | 88 | 36 |
- 部位数
- 3(胴体、右翼、左翼)
- コア部位
- 胴体
特殊能力
●全身
○ダークナイト(リルドラケン生まれ)
この魔物は、通常の分類に加え、[分類:蛮族]かつ、ドレイク種の魔物としても扱われます。
また、「風」属性から受ける物理/魔法ダメージが+2点され、この魔物へのセージ技能を用いた魔物知識判定において、「弱点値」+2以上の達成値での成功者が出た場合、その人数分だけ、このダメージ増加を更に+2点します。
○楽園への切符/特別券・feat.ドレイク
蛮族ドレイクの力を宿した特殊な麻薬を服用し、身体能力の向上と共に異常な興奮状態にあります。
手番の間、精神効果属性の不利な効果を一切無視します。
また、この魔物の「穢れ」が4点以下の場合、[部位:胴体]のHPが「0」未満になる度に、即座にHP「0」未満の全ての部位のHPが「現在の「穢れ」*10」点となり、全ての能動的な判定に+1、受動的な判定に-1の修正を受けます。
☑かばうⅡ+ガーディアン
○落胤の献身
《かばう》の対象外のダメージが、この魔物以外の同じ陣営の魔物に発生する際、HPが「1」以上のこの魔物のいずれかの部位1つが、算出ダメージのうち1つを確定ダメージとして代わりに受けなくてはなりません。
この能力は、各ラウンドごと、1つの部位につき1回だけ、条件が満たされた時点で必ず使用されます。
○痛恨撃=⑩/+8
●胴体
○“地獄”の行進
同じ座標内にいる、この魔物自身の部位を除く「同じ陣営の魔物の部位数の合計」だけ、この部位が一回の手番に行える主動作の回数が増加します。
▶妖精魔法6レベル/魔力8(15)/属性:風/ランク7
▶風のブレス/7(14)/生命抵抗力/半減/属性:風/リスク:連続した手番の使用不可
「射程/形状:50m/射撃」で「対象:1体」「2d+10」点の魔法ダメージを与えます。
☑魔力撃=+8/リスク:精神・生命抵抗力-2
☑薙ぎ払いⅠ/対象3体まで/打撃点-3
☑マルチアクション
●右翼、左翼
○飛翔=全部位の近接命中・回避+1/転倒・接地時無効/一度でも[部位:右翼/左翼]いずれのHPが「0」以下になれば喪失
戦利品
- 自動
- TP10点
- 2-6
- 魔晶石3点(300G/-)
- 7-10
- 魔晶石3点(300G/-)*2
- 11-12
- 魔晶石3点(300G/-)*3
- 12-
- 朽ちた魔剣(4000G/金黒白S),魔晶石3点(300G/-)*5
解説
『夜天の落胤』最高幹部“フィルター”の一角を担当する、リルドラケン生まれのナイトメアです。
幹部の中でも陽気で穏やかな性格をしており、能力も防御的ですが、「味方が多ければ多いほど強くなる」という特殊な能力を持ち、たの組織構成員と連携された場合、手に負えない強さとなります。
戦闘時は麻薬含有紙片〈楽園への切符〉の中でも、〈特別券〉と称される強力なものを使用し、命を削って戦いを挑んできます。
以下、その経歴について
ハイドナーという男は、“獄主”ヘイヴンが行っていたとある研究の中で人為的に誕生したナイトメアです。
その出自上、犯罪や暴力等の反社会的行為に対する倫理観を身に着ける機会がなく、物心つく前から殺人や麻薬取引といった重犯罪と近い環境で育ち、それらの行為へ手を染める事に一切の躊躇がありません。
幹部として一般的な社会常識を身に着けた現在も、『自分たちが社会にとって排除される悪である』という点を理解しながらも、必要とあらば、無辜の民を巻き込むような作戦も、平気で実行に移します。
その一方で、社会から爪はじきにされたような弱者、罪人に対しては、人族・蛮族分け隔てなく非常に真摯かつ親密に接し、積極的に『家族』として迎え入れる一面を持ち、『夜天の落胤』の急速な勢力拡大に大きく貢献しています。
そんな彼ですが、今より数年前、任務によりリュフトフェン近郊へ赴いていた際、妖精メリュジーヌの「フーガ」との運命の出逢いを果たします。
当時の彼は魔法を身に着けておりませんでしたが、誰にも手の付けられないまま周囲へと取り返しのつかない災いをまき散らすフーガを憐れに思い、もはや源泉もわからなくなった晴れる事のないその憎しみを、三日三晩に渡り受け止めました。
その結果、フーガは彼だけに心を開き、ハイドナーもまた彼女に応える為、妖精魔法を必死になって身に付ける事となります。
そうして、二人は互いに互いをなくてはならない存在と思うようになり、死して尚も分かたれることなく地獄へ向かえるように、と、〈切符〉を濫用し、肉体と魂を積極的に変容させるようになりました。
こうして彼らは、お互いを結ぶ愛と憎しみの為に、何処までも地獄へ行進を続けるのです。