銀鉱山に咲く銀の花です。
原種は高山地帯に咲くグラスフラワーと呼ばれる花ですが、どのような経緯で鉱山に自生しているかは分かりません。
銀鉱山内で確認されたこの花の花弁は、銀の成分を吸収して銀色に輝きます。
この花の蜜には銀が含まれており、食用の着色料としても利用が可能です。

かつては珍しく、非常に価値の高いものとされ、ガメルになるもの、銀貨にちなんで銀花と呼ばれていました。
しかし、食用銀(銀粉)などの登場により、現在では価値が低下しています。
一部コレクターも存在しますが、環境によって銀の色は抜け落ち、1週間ほどで元の色に戻ってしまうため
採取難易度の高さからも、現在では率先して取引されることはありません。