ディガッド山脈の麓にある小さな村――の跡地出身。
エリンが生まれたのはその村を覆い潰す形でかつて出現した”奈落の魔域”の中であった。

父親は不明、魔域の中で己を一人で育て上げた母親の背を見て育ち、エリンは基礎的な学術や鍛錬を始めとして親愛や子守唄などの温もりも母親から授けられた。
ある日、母親が魔神に襲われる自分を庇った事で死亡するも、その際に母親の手により魔域から脱出を果たす。
そのまま野犬まがいの生活を送る中で野垂れ死にかけたところを、通りすがりの神官に保護してもらい人並みの安定した生活を手に入れた。
その後は神官の伝手によりダイケホーンで一時期暮らすも、より広い知見と、何より自分の人生の意義を探し求めるために旅に出る。
ハーヴェスに行き着き、冒険者登録をしたのはそれから数年後の事だった。

ハーシュトンの名は、生まれ故郷の魔域に存在した魔神の名前である。己が打倒する人生目標の一つとして忘れる事のないよう、決意表明も兼ねて自身の名に刻み込んでいる。

物静かに平穏を享受する口数少ない落ち着いた一面と、それでいて喧嘩っ早く力を尊ぶ激情的な一面を併せ持つ。

これは魔域で生まれ育ちダイケホーンの土地柄に触れたことと、母親と保護者の神官から平穏と親愛の価値を教わったことが合わさった結果、平穏を守るための力（とりわけ暴力）を希求し続けるようになったのが由来。
魔域から抜け出した当初は己の弱さが母親の死を招いた事で荒れていたためか、自分より力で劣る相手の言葉は一切聞き入れず全て暴力のみで取り決める蛮族のような思考回路をしていた。
しかしエリンを保護した神官が「これはあかん」と情操教育を行ったことで、現在の性格に至る事となっている。

一人でいる事が多いものの、本人は過去の経験から無意識に人との触れ合いを求めているため何事にも積極性を持つ。もっともその出力はPowerになってしまう事が多い。
また長く育った環境が環境だったためか、ファッションを始めとした所謂「女の所作・流行」というものにとても疎い。
エリンにとっての評価基準は「戦いにどう役立つか」のみである。
ただしこれは自身にのみ適応される視点なので、他人の事柄に口を挟んだりすることは無い。その分アドバイスや感想などを求められた際は壊滅的になるわけだが。

工事中

PC名【エリン・クラッソス＝ハーシュトン】種族【アビスボーン（アビスアイ）】性別【女性】
技能【ファイター4/レンジャー3/エンハンサー3/アルケミスト1】
役割【世間一般的近距離DPSジョブ】
キャラシURL【https://ruromin.sakura.ne.jp/swswamp/sw2.5/?id=mRMlB7 】