黒髪に赤みのある黒目、目つきの鋭い強面の男性。筋肉質な体型。
出身の民族衣装に身を包み、腰に刀を一つ差している。(服はところどころ痛んでおり縫ったり繕った後がある)

物静かで落ち着いた性格。その振る舞いと強面から取っつきにくい印象を受けがちだが案外人とのコミュニケーションはちゃんと取る。

流れの神官。
ランドール地方出身である。
10歳にも満たない頃、生まれ育った集落が人族の争いによって無くなってしまい、その際に傭兵団に拾われる。
彼らの下っ端として使われる日々を過ごす中で偶然剣を振るったところを興味を持たれ、団員として腕を磨く事を許される。その後成人を待たずして仕事をする様になり、どんどん傭兵団の一員として活躍を重ねて行く。
ある時、滅んだ国の残党狩りの仕事を受けることになる。
その最中で以前仕事を受け、護衛をした親子を斬り殺す事になった。金銭次第ではどんな相手でも斬る傭兵稼業に嫌気がさし始め思い悩んだ末に傭兵団を抜ける事を決める。
目的もなく放浪の旅を続ける中で立ち寄ったハルーラ神殿で聞いた話に感銘を受けて自身も新しい考え方の中で生きて行くことを願い、彼の信仰に神も応え、神官になるのであった。
その後は流れの神官として旅を続け、旅の途中でユランアウルク聖竜国へと辿り着く。

放浪の旅の中で泊まった村が魔物に襲われた際、伊織/伊吹(PL吉野さん)、シノギリ(PL公爵芋さん)と共に撃退。お互いに旅を続ける身であることを知りユランアウルクまで同行することになった。

「迷える者よ、道を照らしましょう」
「罰だけでは、罪は滅びません。許しこそが、罪を消し去るのです」
「導く者こそ、心強くなければなりません」

その格言や教えに惹かれて星神を信仰している。
己の行く末に迷う者、罪を抱え悩み苦しむ者、そう言った誰かには積極的に……まだまだ未熟ではあるが、手を差し伸べられる様に尽力している。

過去、生きるためとはいえ己自身の確固とした考えを持たずに人の命を奪い続けていたことを己の罪として捉えている。星神の教えにより僅かながらその罪を償えるのでは、許される道があるのではないかと希望を持てたことから同じ様に迷い苦しむ誰かの力になれたらと神官になる道を選んだ。

星神を信仰すると決めた際に彼はとある誓いを立てており、その誓いは現在になっても守り続けている。
その誓いの内容は「二度と刃を振るうことなく、神官としてヒトの力になる」ことである。

衣服、食事など周囲とは違う独自の文化のある集落だった。
村人達は一世代前からランドール地方に小さな集落を築き暮らしていたという。
彼らが何処からその地に流れついたのかは定かになっておらず、それを知る人物は村が襲われた際に皆死亡している。
獅童はまだ幼かった為、その辺りの事情は何も知らない。
彼の衣服、持っている武器は村にあった物を傭兵団が回収した後に彼の手に渡った物である。

神官として神聖魔法による支援の他に前衛としての能力も高い。
前衛としての戦い方は腰に下げた刀を鞘に納めたまま武器として扱い、相手を傷付ける事無く無力化することを目指す戦闘スタイル。

兵士 「昔、傭兵団に世話になってたことがある」
探検家　「旅してる間に身に着けた知識って奴だ」
狩人　「飯に困った時には動物を狩った。焼いて食えれば旨いからな」
料理人　「最低限、旨い飯は食いたいだろ」

1.故郷が戦争や襲撃で破壊された。
2.生きていくのに苦労が無かった。
3.自分のせいで誰かを傷付けた。

ヴァグランツになった理由:平穏を求めて。