追憶の琥珀
基本取引価格:取引不可
- 知名度
- 20
- 形状
- 手のひらサイズの透き通った琥珀。内部には柔らかな光が揺らめいており、角度によって様々な色を放つ。
- カテゴリ
- 冒険道具類
- 製作時期
- 現在
- 概要
- 追憶の樹海で生成される特別な琥珀。記憶を流し込むことができる神秘的なアイテム。
- 効果
-
持つ者が自らの記憶を琥珀に流し込むことで、過去の一部を保管することができる。
記憶を託された琥珀は、その記憶を象徴する光を放ち、持つ者に精神的な安らぎを与える。
記憶の保管は深い集中と意思を必要とする。
由来・逸話
追憶の琥珀は、追憶の樹海に生きる大樹の生命力と魔法の力が融合して生まれると言われている。
その生成には数百年もの歳月を要し、大樹が人々の記憶や願いを吸収することで徐々に形成される。
古代では、この琥珀を「想いの器」として、重要な記憶や感情を託す儀式が行われていた。
琥珀の中に保管された記憶は、持つ者の精神を支える力を持つとされ、
特に戦乱の時代には、英雄たちが過去の愛する者との記憶を守るために使用したと伝えられている。
一方で、琥珀に託した記憶が失われることを恐れるあまり、持ち主が執着してしまうという逸話もある。
こうした背景から、追憶の琥珀は「心の絆を守る宝」として今も神秘の象徴として語り継がれている。
琥珀に込められる光の色は、託された記憶の性質によって異なる。
例えば、幸福な記憶は柔らかな黄金色、悲しみの記憶は深い青色、愛情は暖かな赤色を帯びる。
この光の変化は、持つ者に記憶がどのような感情を伴うものであったかを伝える役割を果たす。
追憶の琥珀は、迷宮を冒険する者たちにとって単なる装飾品ではなく、
自らの歴史と想いを守るための神聖な遺物として、その価値が失われることはない。