生まれはブルライト地方、ジニアスタ闘技場とダイケホーンの間あたりの森林地帯。
ドワーフなのに森に親しみ、森の中で生活していたある男。
そんな変わり者の娘として、とある森で狩人をしていた女性がロスファだ。

幼いころから狩りに触れ育った彼女は、しかしまだ成人する前に父と死別する。
---きっと何かの大型獣だ---の痕跡を父の死に見た彼女は、悲しみながらもそれが自然の摂理なのかと納得する。
どんなに強い人でも、いつかは死ぬのだと。

そうして狩と父を通じて命と死を自分なりに理解し、その流れの中で暮らしていた。

それからおよそ12年ほど。
どこからかやってきた、大型の熊が森に住み着いた。
街からは遠いが彼女の狩場に重なるその森は、いつしかその熊を主と認める。

森を生きる彼女と、森を我が物とする主。激突は時間の問題だった。
森の主と、生業ハンターの生存を賭けた戦いは…かくして森の主に軍配が上がる。


重傷を受けつつも命からがら逃げ伸びた彼女は、素直に森から離れることにした。
弱者が生きていける程、自然は優しくないからだ。


さて、次の食い扶持を探さなきゃね…。
ってなになに、『期間3年住み込み、冒険者同様の作業。歩合制だが高給は確実。』…？
ま、他に行くところもないし、行ってみるかな。…また探すのも面倒だし。


他こまごまとした内容
・自らが糧としてきた森の命たち。彼らの命を無駄にしない為に生き続ける事を誓っている。
・暇だとつい自宅で寝たくなる。でも鈍るのが分かっているので暇つぶし募集中だ。
・広い部屋だと落ち着かない。2m四方あれば十分だそうな。
・胸のサイズを気にしている。別に良いんだ狩りに邪魔だから…！。