マレーは、10歳ぐらいに鉄道ギルドの魔道機関士選抜試験に合格し、幼いころから魔道機関士の過程を踏んだ。
そのためか、最近の流行には疎く、名前は知っていても実際に遊んだりなどはしたことない。
また、同期の子たちも、機関区配属時に離れ離れになっているため、最近では遊んだりはしたことがない。
(それでも、機関区に来た際には会話は交わしてる)
なので、実は雪合戦などはやったことがないし、ゲームもしたことがない。
というよりは楽しさというのが鉄道にしか見出せない。

実は、姉や兄が欲しいと思っている。
これは、妹がいて、兄としての重責や我慢が積み重なってできた欲望でもある。
なので、本来は根っこからの甘えん坊である。
酒に酔った時はこれが開放されるため、甘えてくる。
頭を撫でられるのが一番好き。

実は、機関助士(11歳)おころから1人暮らし(鉄道ギルドの寮)している。
そのため、手作り料理を食べるのは実家帰省ぐらい。
寮の食堂で食べているが、知り合いとは勤務によって会うことが少ないため基本1人。

実は、女性物の髪飾りを肌身離さずに持っている
解説：これは、マレー自身のものではなく、マレーの亡くなった妹である「リオ・フェアリー」の物。他人からすれば、他の安い髪飾りだが、マレーにとっては一番の宝物

マレー自身、6年近くは同年代の友達おらず、相手は基本的に年上が多くなる。また、職業柄敬語が日常茶飯事の為か、普段でも敬語を使用している。ため口と言うのは出来なくなっている。
ため口を使うのは本当に心を許した相手か、相手から「やめてほしい」と言われたときぐらい。
そのため、年下だろうが同年代であろうが、敬語を使っている。

※読んでも何もない
少年は、ヒスダリアから少し先にある小さな町のごくごく普通の人間の家で育てられた。
本当の親は、生まれてすぐに捨てたと聞いている。
しかし、拾ってくれた人間の家族の人は優しく、本当の家族のように育ててくれた。
だからこそ、少年も優しく、明るい子には育っていった。
拾ってくれた両親、そして人間の両親の間にできた、血のつながらない妹の4人で幸せに暮らしていた。

家の近くに駅があったため、鉄道好きになっていった。
時間があれば、すぐに鉄道に乗り、鉄道を見に、鉄道を撮りに
こうして、毎日を楽しく過ごしていた。

少年のトラウマ(最悪の誕生日)までは
6歳の誕生日に家族で旅行に出かけた。
誕生日に合わせてサプライズで用意してくれたものだ。
出発日である誕生日前日はあいにくの雨、ここ連日に雨が降っていたが明日には晴れると言っていた。
両親が奮発し、特急列車に乗車してキングスフォールまで向かっていた。
大雨の中、特急列車は進んでいく。
車内では、不安になる妹を宥めつつ「先頭車両を見に行こう」と言って勇気づけようとしていた。
妹も「うん！行こう！」と笑顔で答えてくれた。

妹の手を引き、先頭の客車へ。後から両親も続いていく。
窓からは、前方で牽引している魔動機関車の雄姿を眺める。
雨の中、モクモクと白い煙を煙突から吐き出し、力強く突き進んでいる。
しかし、少年は気づいてしまった。いつもより速度が出ていることを。
気づいたところまでは良かった。しかし、時すでに遅し、その瞬間、体が宙に浮く。
妹の名前を呼び、手を伸ばす。その手は虚空を掴み、意識が途絶える。
目覚めた時は近くの教会だった。
しかし、負傷者の人たちの中に家族がいなかった。
無事かと思った。そう願った。そうであってほしかった。
職員の人に聞いた。家族の名前を、どこにいるのかを、
職員の人は驚きと悲しげな表情をし、案内をしてくれた。
案内された先には、シートで隠された3人の人が眠っている場所。
シートを外すと、帰らない人となった家族の姿があった。
言葉を失った。ただただ、3人の人間を見つめていた。
この事故は、けが人は多かったそうだ。そして、亡くなった人数はこの3人(少年の家族)だけだそうだ。
鉄道職員の人たちが、何度か声をかけてくれた。
励ましの声など、それらはすべての声は、少年の耳には届かなかった。
少年は、鉄道ギルドに所属している駅員の人が引き取ってくれた。
駅員の人は、父親の友人だと言ってくれた。

心に傷が出来た少年は、前の性格とは打って変わって暗く、部屋に引きこもってしまった。
その人の家では、心の傷を癒すように優しくそして、事故の記憶を思い出さないように気を使ってくれた。
ある時は鉄道旅行に出かけ、ある時は一緒に遊んでくれたり。
休日のほぼすべてを少年に費やしてくれた。
明るく、知りえる世界をすべて機関士の人が教えてくれた。
こっそりだが、仲のいい魔道機関車の機関士の人に会わせてもらえたり、魔道機関車の運転台に乗せて貰ったり。
再び、鉄道に触れて、明るさに触れていたおかげか、次第に少年も明るさを取り戻していく。
明るさと共に、少年は志す。「父親と同じ立派な鉄道員になる」と。
数年後には鉄道会社に入社し、駅員を経て機関士に、臨時だが後学の為と思い信号手を経験する。
信号手、機関士を経験した少年は、昔を乗り越えて成長をした。
信号手は戦闘訓練もこなさないといけない。少年は鉄道愛からか無事に戦闘訓練も合格した。
上司は、次の舞台として「鉄道警察」に行くように勧める。
少年は考える。その中で平時は通常の乗務勤務などをし、緊急時や一部上司命令で動く「臨時鉄道警察隊」へ志望する。
その修行として、上司より一定期間の冒険者の宿を命じられる。
その間、通常の乗務勤務などをこなしてもらう。その約束をする。
こうして、少年は「無銘の懐刀」の扉を開ける。
鉄道員として、放浪者として、臨時鉄道警察隊として…

ただ、今でも夢に出てくる。守りたかった存在、妹が。
永遠に終着駅につかない特急列車の座席に座って、永遠に流れる車窓を見て、あの頃のままで時間が止まっている。
少年の心も…あの頃のまま…肉体と記憶だけが成長している。

PC名【マレー・ガーラッド・フェアリー】　種族【ナイトメア(ドワーフ)】　性別【男性】
習得技能【ファイター11/レンジャー9/エンハンサー7/ドルイド4/マギテック1/プリースト(鉄道神)10/ライダー5/アルケミスト5】
役割【両手利きアックスファイター～姿勢堅持によって1R目からドライブアウェイ打てるようになりました～】
キャラシURL【 https://ruromin.sakura.ne.jp/ytsheet2/sw2.5/?id=9NbfHB 】
これまでのセッション回数　PL：31 GM：11

「僕は、マレー・ガーラッド・フェアリーです。よろしくお願いします」
「武器ですか？このスコップですよ？」
「好きな物ですか？やっぱり鉄道ですね。え？違う？」
PCは鉄オタ君。両手利きアックスファイター。将来はデバッファーです。
初心です。なんか知らんが初心で、食事がダメな子です。弄ってください。PLが悦びます。
PLは一応7期生のチュパカブラです。UMAです。UMAはいません。
皆さんで楽しくしたいと思っています。よろしくお願いします。

魔道バイク
HP40　防護点5
ハスネの誕生日：11/20