ゆとシートⅡ for SW2.5 in 流浪の民

【イラギン魔導流動装纏法】

入門条件
50名誉点

 この流派は、アルフレイム・テラスティア大陸の狭間に位置する国家、《群青の国》ガラジオスが発祥として知られています。
 ガラジオスでは古来から魔晶石が多く産出する国として知られており、結果として魔法の研鑽が盛んとなりました。その為、魔法技能を習得している者も多く、魔法戦士や神官戦士が多く所属しています。
 【イラギン魔導流動装纏法】は、このガラジオスにおいて特に有名な騎士、"聖騎士"ダニール・イラギンが見出した《魔纏》という概念に、さらに研究を重ねて生まれた技術です。

流派装備

〈魔纏の指輪〉:《魔力撃》またはそれを基礎特技とする秘伝を宣言する際、知力+2。

秘伝

魔纏撃(マギト・ガエティア)

必要名誉点
20
タイプ
《魔力撃》変化型
前提
魔法使い系技能Lv2以上
限定条件
〈魔纏の指輪〉
使用
-
適用
1回の近接攻撃
リスク
生命・精神抵抗力-2
概要
習得している魔法技能に応じて、魔力撃に更なる力を与える。
効果

習得している技能に応じて、《魔力撃》の効果に変化を加えます。
近接攻撃のダメージに魔力を追加する効果はそのままに、その魔力として参照した魔法使い系技能に応じて、以下の効果を付与します。

真語:《魔纏撃》を宣言した近接攻撃1回で与えるダメージを一度だけさらに+2点します。
操霊:《魔纏撃》を宣言した近接攻撃1回による命中判定を行う際、相手の回避力判定に-1のペナルティ修正を与えます。
神聖:《魔纏撃》を宣言した近接攻撃1回で与えた適用ダメージの「1/10」点、自分のHPを回復します。
魔機:《魔纏撃》を宣言した近接攻撃1回に使用する武器の威力を1度だけ+5します。この効果によって武器の威力が100を超えることはありません。
妖精:《魔纏撃》を宣言した近接攻撃1回に、「純エネルギー、炎、水・氷、土、雷、風、断空、衝撃」の中から任意の属性を1つ付与します。
森羅:《魔纏撃》を宣言した際、生命抵抗力判定に受けるペナルティが「0」に軽減されます。
召異:《魔纏撃》を宣言した際、精神抵抗力判定に受けるペナルティが「0」に軽減されます。
秘奥:《魔纏撃》を宣言した際、生命・精神抵抗力判定に受けるペナルティが「-1」に軽減されます。

無音脚(ホロウ・ステップ)

必要名誉点
20
タイプ
《シャドウステップⅠ》変化型
前提
魔法使い系技能Lv2以上
限定条件
両手に装備なし
使用
-
適用
10秒(1ラウンド)持続
リスク
効果に記載
概要
マナを纏うことで、鋭い踏み込みと軽やかな体捌きを両立する。
効果

マナを纏うことで増強した身体能力により、影も踏ませぬ足取りで相手を翻弄します。
手番中任意のタイミングで宣言できます。宣言時、2つの効果からいずれかを選択するか、または同時に受けることを選択できます。
リスクとして、いずれかを選択した場合は回避力判定に「-1」、2つ同時に受けることを選択した場合は回避力判定に「-2」のペナルティ修正を受けます。

効果1:宣言後、1R(10秒)の間に自身が回避力判定を基準値とする行為判定を行って失敗した場合、1回だけ結果を破棄し、判定をやり直せます。この効果は回避力判定に失敗したときに、任意に適用することを選択できます。

効果2:宣言後、1R(10秒)の間、近接攻撃が命中したときに与えるダメージを+2点します。この効果は、自身が存在する乱戦エリア内において、自身を含む自軍陣営のキャラクター数(部位数)の合計が、敵対陣営のそれを上回っている場合のみ効果があります(同数無効)。

上位秘伝
無影脚(ホロウ・ビート)》 
タイプ:《シャドウステップⅡ》変化型 前提:《無音脚》、魔法使い系技能Lv4以上 限定条件:両手に装備なし
使用:- 適用:10秒(1ラウンド)持続
《無音脚》と同じ効果ですが、効果2を部位数の合計に関係なく適用することができるようになります。
さらに、リスクとして回避力判定に受けるペナルティ修正を、いずれかを選択した場合は「0」に、2つ同時に受けることを選択した場合は「-1」に軽減します。

縮密唱(カーテイル・バイナリ)

必要名誉点
20
タイプ
《クイックキャスト》変化型
前提
-
限定条件
-
使用
-
適用
1回の魔法行使
リスク
同時に《魔法拡大○○》系統の宣言特技使用不可
概要
宣言した魔法の消費MPを半減する。ただし《魔法拡大○○》系統の特技の宣言不可。
効果

魔法を行使する過程において、さらに処理を簡略化し、代償として、より大きく拡大することが不可能になりましたが、よりマナの消費を抑えることの出来る詠唱法です。
魔法を行使する時に宣言し、その魔法行使1回に有効です。
宣言時の魔法行使におけるMP消費が半分になります。この半減の計算は、MP消費を決定するときの最後に使います。
《クイックキャスト》とは違い、この効果は「抵抗:消滅」以外の魔法を行使した際にも発動が可能です。
魔法行使判定時に自動失敗した場合でも、消費するMPは半分です。

製作者:にがり