【イラギン魔導流動装纏法】
(ガラジオス地方)- 入門条件
- 50名誉点
この流派は、アルフレイム・テラスティア大陸の狭間に位置する国家、『群青の国』ガラジオスが発祥として知られています。
ガラジオスでは古来から魔晶石が多く産出する国として知られており、結果として魔法の研究が盛んとなりました。その為、魔法技能を習得している者も多く、魔法戦士や神官戦士が多く所属しています。
【イラギン魔導流動装纏法】は、このガラジオスにおける筆頭騎士である"聖騎士"ダニール・イラギンが見出した戦術を、国を挙げてさらに研究を重ねて生まれた技術です。
イラギンは《魔力撃》を使用する際、使用者が魔法技能によってそれぞれ異なる経路でマナを纏うことに気が付きました。
この技を『魔纏』と呼び、『魔纏』を研鑽する間で、そのマナの経路に手を加えると、より有用な効果を得られることが発見されました。
しかし『魔纏』を習得するには高い技術とそれに見合った研鑽が必要とされていましたが、これを補助する指輪型の収束具〈魔纏の指輪〉が登場したことで、まだこの技術に慣れていない者でも、装備さえしていれば簡単に扱うことが可能になりました。
このため、ガラジオスでは誰しもが『魔纏』を扱う強固な騎士となり、国土を守護しています。
流派装備
〈魔纏の指輪〉:《魔力撃》またはそれを基礎特技とする秘伝を宣言する際、知力+2。
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
魔纏の指輪 | 10 | 装飾品:手 | 1200 | 《魔纏》を補助するための指輪型の収束具。 |
秘伝
《魔纏撃》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《魔力撃》変化型
- 前提
- 魔法使い系技能Lv2以上
- 限定条件
- 〈魔纏の指輪〉
- 使用
- -
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 生命・精神抵抗力-2
- 概要
- 習得している魔法技能に応じて、魔力撃に更なる力を与える。
- 効果
習得している技能に応じて、《魔力撃》の効果に変化を加えます。
近接攻撃のダメージに魔力を追加する効果はそのままに、その魔力として参照した魔法使い系技能に応じて、以下の効果を付与します。
真語:《魔纏撃》を宣言した近接攻撃1回で与えるダメージを一度だけさらに+2点します。
操霊:《魔纏撃》を宣言した近接攻撃1回による命中判定を行う際、相手の回避力判定に-1のペナルティ修正を与えます。
神聖:《魔纏撃》を宣言した近接攻撃1回で与えた適用ダメージの「1/10」点、自分のHPを回復します。
魔機:《魔纏撃》を宣言した近接攻撃1回に使用する武器の威力を1度だけ+5します。この効果によって武器の威力が100を超えることはありません。
妖精:《魔纏撃》を宣言した近接攻撃1回に、「純エネルギー、炎、水・氷、土、雷、風、断空、衝撃」の中から任意の属性を1つ付与します。
森羅:《魔纏撃》を宣言した際、生命抵抗力判定に受けるペナルティが「0」に軽減されます。
召異:《魔纏撃》を宣言した際、精神抵抗力判定に受けるペナルティが「0」に軽減されます。
秘奥:《魔纏撃》を宣言した際、生命・精神抵抗力判定に受けるペナルティが「-1」に軽減されます。
《無音脚》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《シャドウステップⅠ》変化型
- 前提
- 魔法使い系技能Lv2以上
- 限定条件
- 両手に武器の装備なし、〈魔纏の指輪〉
- 使用
- -
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- 効果に記載
- 概要
- マナを纏うことで、鋭い踏み込みと軽やかな体捌きを両立する。
- 効果
マナを纏うことで増強した身体能力により、影も踏ませぬ足取りで相手を翻弄します。
手番中任意のタイミングで宣言できます。宣言時、2つの効果からいずれかを選択するか、または同時に受けることを選択できます。
リスクとして、いずれかを選択した場合は回避力判定に「-1」、2つ同時に受けることを選択した場合は回避力判定に「-2」のペナルティ修正を受けます。
効果1:宣言後、1R(10秒)の間に自身が回避力判定を基準値とする行為判定を行って失敗した場合、1回だけ結果を破棄し、判定をやり直せます。この効果は回避力判定に失敗したときに、任意に適用することを選択できます。
効果2:宣言後、1R(10秒)の間、近接攻撃が命中したときに与えるダメージを+2点します。この効果は、自身が存在する乱戦エリア内において、自身を含む自軍陣営のキャラクター数(部位数)の合計が、敵対陣営のそれを上回っている場合のみ効果があります(同数無効)。
上位秘伝
《無影脚》
タイプ:《シャドウステップⅡ》変化型 前提:《無音脚》、魔法使い系技能Lv4以上 限定条件:両手に装備なし
使用:- 適用:10秒(1ラウンド)持続
《無音脚》と同じ効果ですが、効果2を部位数の合計に関係なく適用することができるようになります。
さらに、リスクとして回避力判定に受けるペナルティ修正を、いずれかを選択した場合は「0」に、2つ同時に受けることを選択した場合は「-1」に軽減します。
《魔纏盾》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《マルチアクション》変化型
- 前提
- 魔法使い系技能Lv5以上
- 限定条件
- 〈魔纏の指輪〉
- 使用
- -
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- -
- 概要
- 魔法を行使する際余剰なマナを追加することで、自らを守る盾として纏う。
- 効果
主動作で魔法を行使する時に宣言できます。
宣言時の魔法行使におけるMP消費を倍加する代わりに、生命・精神抵抗力に+2のボーナスを得ます。
この倍加時の計算は、MP消費を決定するときの最後に行います。