【性格】
天真爛漫・責任感が強い・好奇心旺盛

貴族(ノーブル)

　貴族としての振る舞い。自由奔放な性格だったので最低限のものしか身につかなかった。

魔神殺し(エクソシスト)

　デュラディール家の伝統である魔神との戦いにおける知識。イーヴ神の尖兵として戦う心構えが出来ている。

森で生きる者(アニマルリンカー)

　ドルイドの適性が高く、森の動物たちと不鮮明ながら意思疎通ができる。
　生まれた頃から森で生きていたため、近隣の森の動物たちとは家族のように親しい。

経歴

【家族に冒険者がいる】
【大切な約束をしたことがある】
【奇妙な予言をされたことがある】

冒険に出た理由

【予言によって】

プロファイル

生まれた環境：厳しい自然の中　生まれてすぐに森の中に捨てられたが、森で暮らすメリアによって育てられた
幼少期：小さな英雄　7歳の頃にデュラディール家の養子となる。森育ちの少女は同年代の誰よりも強かった
少年期：魔法の手ほどきを受ける　10歳の時、魔術の素養が試された。森羅魔法に適性のあった少女は故郷の森の出入りを許された。

ハプニング

1回目：特になし
2回目：「恋愛」異種族に恋をした
3回目：「秘密の背景」英雄になると予言された

パーソナリティ

信条：復讐（否定）・努力（肯定）
矜持/執着：退屈が許せない

【はじまり】
　私がママから聞いた限りだと、私は水辺に置いてあったらしい。
その時はまだ夏の暑さが残る9月の4日だったけれど、木々の葉で陽射しから守られた私はすやすやと小さな寝息を立てていたそうだ。
　ママは私が顔を出すと必ずこの話をする。「だから私は貴方を育てた」とか「あんな小さい子がよくここまで育った」とか、最後に着ける言葉はちょっとずつ違う。
　私がママと暮らし始めて7つの秋が巡った頃、綺麗な女の人が私の家にやってきた。
その人はたくさんの妖精を連れていて、ママと話した後で私を大きなお屋敷に入れてくれた。
・・・それから私は、キングスレイ鉄鋼共和国でも指折りの対魔神組織、デュラディール家の子になった。
【デュラディール家の日々】
　最初の内は楽しかった。読み書き、計算、武術魔術の訓練、豪華な食事、ふかふかのベッドに素敵な服。
どれも森での生活では手に入らず、そしてここの暮らしは森にあったものは何一つなかった。
　1年たつと帰りたいとメイドたちを困らせ、2年たつと笑顔を忘れ、3年たった時は必要なことを済ませるとベッドに潜り込んだ。
　10歳の時、魔力の素養が確かめられた。私にはドルイドの適性があったらしい。
ハイドレジアお母様や他の大人たちがあれこれ言っているのを、私はぼんやりした目で見つめていた。
だから、その時に告げられた「森との行き来を許す」と言う言葉が沁み込むまで、ずいぶん時間がかかった。
　3年後初めて帰った日の事は覚えている。ママが泣きながら両手を広げて迎えてくれた。
それからはひと月ごとに屋敷と森を往復した。ドルイドの力は日ごとに増し、鉄の武器を相手にした棒術も磨きがかかった。
そして今日。成人した私は冒険者の宿に所属することとなる。ハイドレジアお母様から部屋に呼ばれた。
お母様はこれまでの秘密を語ってくれた。私の存在をイーヴ神から聞いたこと、私が英雄となる運命にある事、そして様々な苦難の果てに、私の叔母である女性『慧眼の魔女』に出会う事。
　【そして冒険者へ】
“慧眼の魔女”リコリス・アルビフローラ・デュラディール。お母様の妹、つまり私の義叔母に当たる人らしい。
先祖返りのハイマンで、今から50年ぐらい前にキングスフォールから姿を消したらしい。うん、普通に死んでるよね。
でもお母様の話ではリコリスおば様は不死の研究をしていたらしいので、今も生きているかもしれないとの事。
そしてお母様は古びた手紙を取り出し「これには貴方の御爺様が書いた文がある。リコリスにあったら渡してほしい」と私に預けてくれた。
　　・・・私がこれから暮らすのは、無銘の懐刀(アンサインド)と言う神様小路にある宿。
神様にも言えないような厄介ごとが持ち込まれる、普通じゃない店。でもそんな店だからこそ普通じゃない人脈があるらしい。
未だに即席の見えない叔母様の行方を追う為に、この危険な宿に身を置くのだ・・・