＜魔剣メイズメイカー＞。『無限迷宮』と称される迷宮を創造し続けている魔剣であり、どのような目的でこの魔剣が造られたかは定かではない。然し、『無限迷宮』の最奥には、"魂の秘密"を知っているとされる"深淵の王"が居ると言われている。

　「Wilhelm=Einhorm」は、8年前まで冒険者として活動しており、当時のPTメンバーと共に、＜魔剣メイズメイカー＞を発見。
　彼自身は其の時に怪我をしていたのと、息子「Wilhelm=Einhorm」を見守る必要もあり、他のPTメンバーだけで『無限迷宮』の攻略を行う事となった。然し、其れから彼らが『無限迷宮』から帰還することは無かった。

　
　其の後、「Wilhelm=Einhorm」は再度＜魔剣メイズメイカー＞を入手し、君たちに対して『金儲け』と『当時の仲間の情報収集』を主題として、迷宮攻略の話を持ち出した。

【無限迷宮のルール】
　・『無限迷宮』内で蘇生した場合、無限迷宮から脱出することは出来ない。
　・『無限迷宮』には一定時間しか居る事は出来ない。但し、死亡した場合は例外であり、死体は『無限迷宮』内に残り続ける
　・『無限迷宮』は、様々な区画に分けられており、＜オーブ＞を魔剣に嵌め込むことで、行く場所を設定できる。
　・『無限迷宮』内の時間は歪んでおり、ラクシア内の時間と異なる。

【William=EinhormのPTメンバー】
　・ナイトメアの拳闘士：イルレイク
　・エルフの女賢者：シオネ
　・ドワーフ神官戦士：フロイド
　・人間の妖精使い：ファウ

　最初の無限迷宮の時に、放浪者たちは「ジャニャス・マシュマロ」というミアキスと出会う。
　彼女は、「William=Einhorm」の当時のPTメンバーの事を知っていると話すが、放浪者の実力では迷宮攻略は不可能と言い、引き返す事を伝える。
　しかし、引き返さない放浪者たちに対し、試練を突破すれば手助けをすると約束し、放浪者たちに試練を課した。

　放浪者たちは、見事にジャニャス・マシュマロの試練を突破し、「William=Einhorm」の仲間が次へ向かった区画へと向かう事となる。

　放浪者たちが、次へ向かった区画は、王家の墳墓。其処で、墳墓のメイド長「カリカナ」と出会う。
　「カリカナ」は、「William=Einhorm」の当時のPTメンバー事を知っており、彼らの偉業を説明するだろう。

　　・長期的な迷宮攻略の為の、迷宮街の治安向上、および食糧事情の改善。
　　・各迷宮への区画の整理と解明。其処での連絡手段の構築。
　　・外部からやってきた冒険者との流通の経路確保。

　また、イルレイクが組織した、迷宮攻略部隊《赤き盾と黒の剣》のエムブレムを放浪者たちに渡し、迷宮攻略のヒントを与えてくれることとなる。

　其の後、彼女の溺愛する娘と出会い、迷宮攻略を進めるのだが、其処で王家の呪いが発動し、放浪者たちは魔物に襲撃をされる。
　最後に、もう少しで逃げ切れる。そう思った中で、放浪者たちは「ファウの幻影」を視て、其の闇に呑まれ、発狂する。直ぐに其の発狂は収まるのだが、唯一心の弱い「Wilhelm=Einhorm」は其の場で動けなくなる。
　そして、魔物に呑まれようとしたところで、「William=Einhorm」が身代わりとなり、君たちの前から姿を消す事となる。

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