概要

「依頼か？…―――”力”がいるなら、同行しよう。最も、それ以外のことは役に立てそうもないが」
「ただ、敵を切り伏せる剣であれ。この身が業火を背負おうと、その務めは変わらないだろうさ」
「どのみち、一度は燃え尽きた魂だ。だから、この身は”明日を生きるものたち”の為に使うとしよう」

炎のような紅蓮の髪が特徴の男。
”ある場所”で受肉し、炎武帝の使徒として大地を踏みしめる事となったセンティアン。
基本的に不愛想な言動や接し方が多いものの、当人に自覚はなく、ゆえにそれが素である。
唯一のこだわりと呼べるのは、辛い食事を好むという一点である。
また、生物の死という事象に対し基本的に無頓着であり、他者の死そのものを憂うことがなく、また出来ない。
本人はその性質を異常なものであるとの自覚はあるが、それが自らの生き方であると考えている。
ひょんなことから「生前に培ったその力、今生は人々を守るために”生かす”がよい」との炎武帝の神託を背負い、”無銘の懐刀”へと在籍する事となった。

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