魔動機時代末期にナイツコール魔動機研究班(以下KMR)が開発した人型魔動機の試作型
型式番号：KMR‐MM‐PR01

KMRとは
KMRとは、かつて騎士の都ナイツコールにて騎士団からの依頼を受けて
ナイツコールには普及していなかった魔動機術を研究したよくわからない一団である。
魔動機に魅せられた彼らは熱心に研究を続けていたものの
魔動機術の習熟度や理解度の低さが災いしてろくな発明を行う事はなく、作ったものの殆どが使いにくい、あるいは使えない代物であった。
やがて、彼らへの予算はだんだん削減されていき、遂には支援打ち切りとなった
が、魔動機術に魅了されていた彼らは私財を投げ打って秘密裏に開発を続行した


KMRが魔動機文明時代末期に開発に成功したのがKMR‐MMシリーズである
が、ロールアウトと同時に大破局が勃発
大破局を食い止め、功績にせんと意気揚々と送り込んだのだが
全てがあっさり破壊されてしまったという
やっぱりポンコツじゃねーか

そして、幾星霜の月日を越え、ナイツコールの動乱(神殺し)が収まり
ドゥーダスリンクの厳しい冬が終えた時、万年氷の下に眠っていた遺跡の奥深くで一体の魔動機がひそかに再起動していた…
それこそ、KMR‐MM‐PR01　リピット・アガーハである。


というのはさておき、KMR‐MMシリーズは元々ナイツコールの防衛のため…
ポリューテッドと呼ばれる災厄と戦うことを目的として製作された

そして、KMRは自身らの、ひいては魔動機術の宣伝のため、リピット・アガーハのAIに『ガンで撃たれて死なない生物なんていないYO☆』という思想を埋め込んでいた
彼は既に主を喪った現代においてもなお、そのことを証明すべく行動を開始する。