リルドラケンの里でナイトメアと生まれたリルメア。
種族の違いを気にせず、みんな良くしてくれ育った。だからこそ、翼のない背中に、尻尾がない腰に違和感を覚えた。
重たい荷を「代わりに持つよ」と言われて感謝の言葉を述べ、劣等感を抱いた。
帳簿の計算で「お前は賢いな」と言われれば、優越感と疎外感を抱いた。
行商に付いていき、村の外の出たとき、ナイトメアだと石を投げられて、穢れの扱いと村の優しさを知った。
村の外で人間の生まれのナイトメアにあった時、その育ちを知った。
私は恵まれていることを知った。そして、だからこそ蝕む孤独を自覚した。
私はリルドラケンではない。しかし、他のナイトメアのように辛い環境にはいない。
村の人は優しい。居続けることは可能。しかし、このまま苛まれるのも辛い。
だから、竜に成れる術を求めることにした。竜は完全な生き物だという。ならばこの孤独感も抱くことはなくなるだろう。
風の噂に怪しげな魔術の中には竜に成るものがあるらしい。
魔法を学ぶならユーシズ魔導公国へ行けという村長の言葉に倣い、村を出てユーシズを訪れた。
ここでは驚いたことがいくつかある。怪しい術だと思っていた魔法が、確りとした体系だった技術だとういうこと。
そして、ナイトメアには魔法の適性があり、ここユーシズでは羨ましがられている。排斥される穢れ持ちではなかった。

変成術に詳しいという魔導士の師のもとで、学びを得るが知識ばかりで実践が上手くならない。
師から『考えるばかりはよくない。魔法を沢山使って学んでくるといい』とラゴニアへ行くことをお勧めされる。
どうやら、竜災という竜に纏わる事象が多々あるらしい。他にも竜の信仰があるらしい。
師の言葉に従い、ラゴニアに行くことになったのだが、一つ騙された。
どうやら姉弟子も一緒にラゴニアに行くそうだ。出発の日に師から姉弟子の面倒を見てほしいと頼まれてしまった。
対人能力に難ありな姉弟子でも、私よりも魔術に詳しい。「ラゴニアでは姉弟子から学ぶように」と言われれば、否とは言えない。
姉弟子を伴い、ラゴニアでの生活を始めるのであった。

・「里では面倒を見てくれたものがいる。だから私も人の面倒を見るんだ。それが面倒を見てくれた人への恩返しだ。」
・爆弾魔の若人の一人"爆弾魔"アーツ・タローマンを諭して、改心させた。
・空を飛ぶディーラに羨望を抱いた。

・ランベール氏をスカウトした。
・酒耐性 ジーク・ハーグリーブズ(コマクラ)：1d100　酒耐性
SwordWorld2.5 : (1D100) → 87
・

・マルティネス氏、何て商売人なんだ。素人があれだけ説得できる資料を作るとは…！
・マルチ商法。ラゴニアまで及んだか。恐ろしいな。

・200年以上生きてようが、初めてのことは恐ろしいんだ！
・影の中に入った霊の影響は大丈夫なのだろうか…フィリアノート氏曰く7日経ち大丈夫なら問題ないそうだが…姉弟子と相談しよう。
・ジョナントカ氏は数字が駄目なようだ。事情は詮索しないが、可能な限り覚えておこう。

・レヴィトラ氏が母親と母の主人と別れているそうだ。出来ることは少ない。祈っていよう。
・レヴィトラ氏にイノシシのもも肉を分けてもらった。ドラゴンから肉を分けてもらえた話は誉れだ。
・妖しい木にセンスエネミーを使うという発想がなかった。
こういう実地で使うべき場所とかも含めて魔法使いなのだと。
師の頭でっかちだと言った意味を実感した。
・カハクさんはいろいろ鬱憤をため込んでいる様子。ラゴニアの滞在が気晴らしになればよいのだが。
・貴族のお嬢様の依頼を成功。お褒めの言葉もいただけた。ははは、話に出来るな。

・意外なモノが金になるとつい商人の性が…。今は商売で金を稼ぎに来たわけではない。魔術を研鑽しに来たのだ。商売に心躍らせている場合ではないのだ。
・妖精魔法は金にな！？…いや、あれこそ才覚のいる魔法。穢れある私が妖精に好かれるわけもない…
・「若いのに面倒な柵を背負いおってからに…」→姉
・刺客だとかどうにかしないといけないだろうに不問にするとは。優しい者が多いことだ。ジョーランド氏には要監視くらいに言っておこう。ルリア氏とウヂ氏の所で面倒を見ることになるだろう。

・'シナリオアイテム'は一般には知られていない。観測所か。怪しいな。
・サクラお嬢ちゃん、ではなくお嬢様ね。上手く家出が出来るといいな。
・オヂさん…旗揚げ失敗したけど、ラゴニアで店が持っててよかったではないか。

・
・
・

・誰からも忘れ去られた冒険者か。私が死ぬときは私を覚えている人がどれだけ生きているだろうな。みな先に死んでいるかもしれない。
・コハク氏は記憶喪失か。大変だな。いや、それでもやっていけるだけ仲間に恵まれたのかは幸運か。
・人を気にかけ、お優しい、か。あの子たちはいい子だな。

・水銀の月のギルバート・ベイン！童話の存在じゃなかったのか！？私は悪い商売はしていないが！心臓に悪い！
・素材ばかりを扱っていて忘れていた。命の産物なんだ。長年過ぎて慣れ過ぎていたか。若い子たちのいい経験になっただろう。慣れなくても経験した方がいい。知っておいた方がいいことだ。
・レインディア！いい毛皮が沢山手に入った！姉弟子！防寒具を作ろう！今の時期なら売れるぞ！

GM/よるから：ギルバート・ベイン。魔動機文明の初期頃に主に活動していた盗賊団、『水銀の月』のボス……正確に言えば元ボスです。
盗賊団、と言われている通り、主に高価な宝石やマジックアイテムを狙って窃盗盗賊行為を繰り返していました。
その武力とカリスマ性によってかつてはかなりの栄華を誇り、構成人数も200を超えた時期もあったようですが、
魔動機文明初期の終わりごろに当時のトップ2が行方不明になり、流れるようにボスも捕縛され、そのまま自然崩壊したと伝えられています。
今は“治安維持機構”に首輪付きの身であり、自由に動けるわけではありませんが、何らかの仕事を任されることもあるようです。

・探索禁止とされていた『極地』(オリジナル舞台)か。装備を貸してもらえているから極寒に対抗できるだけだ。
しかし、宝が、貴重品が、金になるものが多い。冒険者が希望を抱くのも頷ける。欲に溺れて無謀に行けば命を落とすだけだ。
・あれほどの積雪の中、進み続けるのはエクエス氏のような進む方法が必要だな。私には難しそうだ。
・アルカ氏の自分の苦手なことを、道具で克服する。とてもいい考えだ。しかし、冒険者道具か。
商材として扱ったことがなかったらあまり知らなかったが、調べてみるのも面白うそうだ。新しい価値があるかもしれない。
魔法使いがよく使う道具は調べたが、戦士や密偵などが使う道具などもあるだろう。
・しかし、がめついか。いや、分かる。やはり私は価値の変わらない金に執着しているし、事実それを扱うのが楽しいと思っている。しかし、自分が手に入れていない物に目が眩んで溺れたくはない。
手に入りそうなものは、まだ手に入っていないのだから。それを間違えてはいけない。前違えたくはない。

・極地再び。やはり宝も多く稼ぎがいい。

・桜のリキュール。これはいい！飲みやすいし酒に酔いやすい人たち教えておこう。
・一人で抱え込んで自分一人で何とか出来るなんて、若いなぁ。
・記憶を奪えるね。全てを忘れたら、この想いも、妄執も捨てられるのだろうか。