▼生まれた環境：美の一族
▼幼少期の経験：森林警備　　▼１回目のハプニング：友や仲間に恵まれ、日々充実していた
▼少年期の経験：戦いの理を学ぶ　　▼２回目のハプニング：秘密の使命を帯びている
▼青年期の経験：暗殺の技　　▼３回目のハプニング：大切なものを奪われた
▼冒険に出た理由：最強の存在になる　　▼信条：【肯定：暴力（殺戮･破壊）】【否定：欲望（所有・奪取）】
▼矜持/執着：エンブレムを残す

　大型魔動機で大陸中を巡業する歌劇団『鉄道劇団白鳥座』の分座【サドル組】属の冒険者。
　元はアルフレイム大陸･ココロポッカの森のエルフの里で育ったエルフ兄弟の次女。
　大破局を乗り越えた両親は物語と戦いを歌劇として伝える役者にして、「怪者（けもの）」と呼ばれる異形を倒す代々の狩人の一族。
　稼業を継ぐ気なく出奔した兄に憤慨し、伝承歌劇役者業と狩人業の両方を継ぐために修行し、実戦経験を積むべく森の外へ、　各国の芝居小屋や野舞台で演じる傍らで、狩人として獣を狩りつつ「怪者（けもの）」を探して戦い、150年ほど諸国を漫遊していた。
　最近では真語・操霊・深智・森羅魔法を収める「深緑の魔女」として名をはせていたものの、数年前に妹の劇団が所有する飛空艇の護衛時、魔物相手に重傷を負い、どういうワケか魔法の力を失った。
　失意に呑まれているヒマもなく、そのまま妹に助けを求めなし崩し的に劇団に所属、療養生活を送る事となる。
　結局、未だ役者としても狩人としても大成しきっていないとギブアップを拒否する事を決めた彼女は、残された自分の体で出来る道を探る。
　そして答えを得た。　---最後に頼るべくが己自身ならば、拳にて強者となるしかないと。

　森羅万象と伝承・歌劇を愛する享楽的・エルフ的一面はしっかりあるものの、それ以上にガツガツとした上昇志向の熱血乙女。
　短気で厳粛、真面目を由としてルーズを否とする（分別はあるが）非常にカタブツな性格。　一皮むければ感情豊かなのだが、それは大抵は怒る時。
　魔女としての魔法使い時代の己と、狩人と役者の血には誇りも自信も満々で、時に高慢に見えるがその実、なんとしても再び強くなって栄光と使命を取り戻さんとするストイックさの塊でもある。
　エルフ換算ではまだ老齢ではないが、人間社会暮らしが長い上にミストエルフが定命にとっていかな存在か心得ているため、気を許した相手には「婆さん」「おばさん」と呼ばせる。

　衣76　（みすぼらしきや素朴を否とする事はないが、美しくあれるならば美しくあって損はあるまい♪）
　食15　（無頓着なほどではないが自らこだわれるほどのガクは無い）
　住22　（住まいに拘る気はない、修行と勉学が出来ればそれでよいよい♪）
　楽50　（堕落は悪しきだが、そもそも祭事のための歌や踊りに劇とは神聖なもの、良き事）
　酒84　（方々巡ってきた故な、これと煙草を楽しまずして何とする？）
　色1　（は、破廉恥はわらわにも貴様にもまだ早いわ！）