C44

冒険に誘われたことがある

B26

本から大きな影響を受けた

B53

大切な人と生き別れている

66

平和を求めて

　村から少しだけ離れた泉で読書をし……時々歌をうたい、そこの水を汲んで帰るのが趣味だった。
双子の妹は『アイドル』に憧れていて、自分より活発な妹を羨ましく思いつつ応援していた。

　6歳の時、泉から戻ると村の方から焦げついた臭いとたくさんの声が。ざわつく胸の鼓動を必死に抑えて駆けつけると、炎々とする家々に飛び交う怒号、聞きなれない言語……。
　「パパとママは？」
そう思い飛び込んで行くと、向かいから見慣れた両親の姿が。声をかけようとするもそれより速く、二人が覆い被さってきた。
　「静かにしていてね」
と歌うように囁く母の声に従いつつ意識が朦朧としていく。

　村から物音ひとつしなくなった頃、目を覚ますと背中には暖かかった２つの亡骸。そして辺りに広がる集落だったもの。

　「……パパとママは死んだんだ」

　偶然にも焼け跡に残された、村の地下室（保管庫）の食糧で数十の日を過ごしながら１人墓を立てていく。
　脚も翼もへとへとになり、全員を埋葬し終えた時、両親に聴かされていた子守唄を一日中歌い届けた。

「……君はこれから、どうしたい」
「……わからない、です」
「……」
「……」

「……でも、今は」

「今は、生きていたいです」

「……そうか。じゃあ付いてくるといい。僕の手伝いをするなら、一日を生きるだけの物を渡そう」

妖精使いの墓守ナイトメアに付いて各地を8年歩き、様々な物を見て、良いも悪いもいろいろ体験して。
墓守は無口で、世界のいろいろなことは付いている妖精から学んだ（知識の偏りあり）

「ん～？アイドルに興味があるの？」
「……わかんない。でも、昔ね。妹、が」
「ふ～ん？かわいい妹さん。それじゃ、アイドルしてたら会えるんじゃない？」
「……え？」
「もし亡くなってたなら、あなたが妹の分まですればいいのよ、アイドル」
「……」
「そうよ！きっと素敵だわ！さ、そうと決まったら練習しましょ」

そうしてそそのかされつつ、旅の中でたくさんの死を見ていったため、「悲しいことが少しでも減ったらいいのに」と思ったところ
「あなたも戦えば？」

ということで冒険者にもなる。

外面

　

内面

　

属性

　

大切：

好み：

もやもや：

苦手：

嫌い：

【】「」。光
【】「」。土
【】「」。水・氷
【】「」。炎
【】「」。風
【】「」。闇