幼少のユニリィは村から少しだけ離れた泉で読書をし……時々歌をうたい、そこの水を汲んで帰るのが趣味だった。
　ある日、泉から村に戻るにつれて、熱気と焦げ付いた臭い、飛び交う怒号と馴染みの無い言語が届いてきた。
　家族のことを案じて飛び込んで行くと、向かいから見慣れた両親の姿が。声をかけようとするもそれより速く、二人が覆い被さってきたため共に地面に倒れる。
　
　「静かにしていてね」
と歌うように囁く母の声を聞き、そのまま意識が朦朧としていった。
　
　村から物音ひとつしなくなった頃、目を覚ましたユニリィには暖かかった２つの亡骸。そして集落だったものが残されていた。
　「……パパとママは死んだんだ」
　
　偶然にも焼け跡に隠れていた、村の地下室（保管庫）の食糧で数十の日を過ごしながら、見よう見まねでひとつひとつ墓を立てていく。
　脚も翼もへとへとになり、全員を埋葬し終えた後、両親に聴かされていた子守唄を一日中歌い届けた。
　
　｜　《「……おやすみなさい……」》

　
　「今は、生きていたいです」
　
　歌を終えた頃、村に現れた妖精使いのナイトメアに連れられ各地を歩きはじめる。
　「僕の手伝いをするなら、一日を生きるだけの物を渡そう」
　
　墓守は無口だったが、彼に付いている妖精から色々なことを教わった（知識の偏りあり）
　
　『ユニリーってば、アイドルに興味があるの？』妖精語
　『わかんない。でも、妹が憧れてるの』
　『ふ～ん？かわいい妹さん。それじゃ、アイドルしてたら会えるんじゃない？』
　「え？」
　『もし亡くなってるなら、あなたが妹の分まですればいいのよ、アイドル』
　「……」
　『そうよ！きっと素敵だわ！さ、そうと決まったら練習しましょ』
　
　こうして墓守を手伝う傍ら、歌と踊りを向上させていくことになる（ウィリなどの妖精に習う）
　
　旅の中でたくさんの死を見て、嘆き哀しむ声を聴いて巡る中、「悲しいことが少しでも減ったらいいのに」と呟くと
　『あなたも戦えば？』『私たちとしましょ？ケーヤク！』
ということで冒険者をやることになり、本格的に鍛えられ……ギルドの扉を開いた。

普段の性格

　「あ……は、はい。よろしく……です」
控えめ、丁寧、責任感がある、怖がり
軽度の人見知りもあり、１人で静かに読書をしている

アイドル

　「応援、ありがとうっ！が、頑張るね！」
積極的、軽快なトーク、流され気味
根は変わっていないためトラブルに弱い

友人とは

　「わぁ……このお料理美味しそう、ですね」
少し感情豊か、挨拶してくる、
妖精との会話に慣れすぎて、時折不思議な話し方になる

C44

冒険に誘われたことがある

B26

本から大きな影響を受けた

B53

大切な人と生き別れている

66

平和を求めて

大切：歌、踊り、平和

好み：アップルパイ、

苦手：

嫌…：

【】「」。光
【】「」。土
【フローライト】自由で無邪気な発想、思考力。悩みを助ける。「流れる」。水・氷
【レッドクォーツ】強い暖かさで不安を癒やす。生を育む。「生命」。炎
【】「」。風
【】「」。闇