パーソナルデータ

容姿

まるで人形のような見た目をした金髪の少女。
病的なまでに突き詰められた造形は、造り物を思わせる。
貴族らしく常に特注のドレスを着ており、立ち振る舞いも優雅。
マナを使う時だけ白目が黒く変色し、アルヴらしい姿となる。それ以外は人間の少女と変わらない。

性格

CV:悠木碧のイメージ

高慢で高飛車。毒舌で、人をあまり寄せ付けない性格……と思いきや、そんなことはなく。
天邪鬼で感情を正しく表に出すことができないだけで、根っからの善人でお人好し。
仕草を見れば一発で分かるのだが、初見では誤解されやすく、慣れた者からは利用されやすい。
そんな性格が故に人付き合いが苦手で、コミュニケーションを誰かに依存しがち。
また、甘えたがりな部分もあり、母親や従者など特定の人物に対してだけは素直に甘えられる。

稀に己の中で眠っている姉『クラリス』が表層意識に出てくることがある。
とても礼儀正しく大人びているように見えるが、結局は姉妹であるため、根っこは同じ。

来歴

人質にするために、禁忌を犯してまでノスフェラトゥによって産まされた人の子(ラルヴァ)。
その後は母親と引き離され、母親の無事と引き換えに自らも吸血鬼に身をやつしていた。
冒険者達によって救われ、並行世界の姉と共に新たな身体に転生することで、アルヴに似た存在となり、ヒトと一緒に暮らしていけるようになった。
不器用な性格は母親譲りという面もあるが、常に取り繕って生きていかなければならなかったこの過酷な幼少期によるものが大きい。

冒険に出た目的

建前は、母親の身に宿っている呪いを解く方法を探すため。
実際は母親が家を息子に譲り渡したことをきっかけに、娘にも色々な場所を見て経験して欲しいという母親の願いから。
また、母親は娘や従者が抱えている悩みに対して危機感を抱いており、多くの人々と交流することで改善の糸口を探っている。

一般技能

占い師(fortune teller)

この身体になったことによる副作用か、それとも天賦の才か、集中すれば少し先の未来が予知できるようになった。
だが、未来は決まっているわけではない。運命は自らの手で切り拓くものだと彼らは教えてくれたのだから。

「占いは絶対じゃない。これからどうするかはお前次第だ。」

貴族(noble)

ヴァンパイアだったときに教わった礼儀作法。
とはいえ、礼儀作法が古すぎるため、現在の人族社会では通用しないものも多い。いわゆる、アリストクラシーというものだ。

「柔らかな風と共に、夜を過ごさんことを。――――今は使わない古い挨拶だ。」

演奏家(musician)

孤独な幼少期で唯一彼女を救ってくれたのは、屋敷に置かれた古いピアノだった。
あの頃は誰も褒めてはくれなかったが、今はお母様も、従者も、皆も褒めてくれる。

「ピアノの音色は、私を裏切らない。」

セッション履歴

収支履歴