まるで人形のような見た目をした金髪の少女。
病的なまでに突き詰められた造形は、造り物を思わせる。
貴族らしく常に特注のドレスを着ており、立ち振る舞いも優雅。
マナを使う時だけ白目が黒く変色し、アルヴらしい姿となる。それ以外は人間の少女と変わらない。

CV:悠木碧のイメージ

高慢で高飛車。毒舌で、人をあまり寄せ付けない性格……と思いきや、そんなことはなく。
天邪鬼で感情を正しく表に出すことができないだけで、根っからの善人でお人好し。
誰かが困っていれば、手を差し伸べずにはいられない――――ある意味損な性格をしている。
そんな不器用さは仕草を見れば一発で分かるのだが、初見では誤解されやすく、慣れた者からは利用されやすい。
初対面の相手との人付き合いも苦手で、あまり積極的なほうではない。
反面、甘えたがりな部分もあり、母親や従者など特定の人物に対してだけは素直に甘えられる。

稀に己の中で眠っている姉『クラリス』が表層意識に出てくることがある。
とても礼儀正しく大人びているように見えるが、結局は姉妹であるため、根っこは同じ。

人質にするために、禁忌を犯してまでノスフェラトゥによって産まされた人の子(ラルヴァ)。
その後は母親と引き離され、母親の無事と引き換えに自らもノスフェラトゥに身をやつしていた。
吸血鬼の姫君として育てられた彼女は、生きる為に様々な悪事に手を染めた。しかし、母の教えを守り、良心を決して失わなかった。いつか家族というものを得て、幸せに暮らすために。
不器用な性格は母親譲りという面もあるが、常に取り繕って生きていかなければならなかったこの過酷な幼少期によるものが大きい。

紆余曲折あり、15歳のときに冒険者達によって救われる。並行世界の姉と共に新たな身体に転生することで、アルヴに似た存在となり、ヒトと一緒に暮らしていけるようになった。
生まれて初めて家族と一緒に幸せを掴みとった少女は、人族として第二の人生を歩み始める。

建前は、母親の身に宿っている呪いを解く方法を探すため。
実際は母親が家を息子に譲り渡したことをきっかけに、娘にも色々な場所を見て経験して欲しいという母親の願いから。
また、母親は娘や従者が抱えている悩みに対して危機感を抱いており、多くの人々と交流することで改善の糸口を探っている。

占い師(fortune teller)

この身体になったことによる副作用か、それとも天賦の才か、集中すれば少し先の未来が予知できるようになった。
だが、未来は決まっているわけではない。運命は自らの手で切り拓くものだと彼らは教えてくれたのだから。

「占いは絶対じゃない。これからどうするかはお前次第だ。」

貴族(noble)

ヴァンパイアだったときに教わった礼儀作法。
とはいえ、礼儀作法が古すぎるため、現在の人族社会では通用しないものも多い。いわゆる、アリストクラシーというものだ。

「柔らかな風と共に、夜を過ごさんことを。――――今は使わない古い挨拶だ。」

演奏家(musician)

孤独な幼少期で唯一彼女を救ってくれたのは、屋敷に置かれた古いピアノだった。
あの頃は誰も褒めてはくれなかったが、今はお母様も、従者も、皆も褒めてくれる。

「ピアノの音色は、私を裏切らない。」

PC名【Perficio Claris Triestina】種族【アルヴ】性別【女性】
技能【プリースト4/ミスティック4/ウォーリーダー2/スカウト1】
役割【防御寄りバッファー】
参考数値【HP：27 / MP:35(+MCC5) / 生命精神抵抗：6, 7 / 先制：6】
キャラシURL【https://ruromin.sakura.ne.jp/ytsheet2/sw2.5/?id=Om4mpi】
卓参加回数(申請時点)【PL：15回 / GM：10回 / SGM：1回】

「Piacere(初めまして).」
「私はPerficio Claris Triestina(ペルフィキオ・クラリス・トリスティア)だ。」
「――――なに、名前が長いだと？」
「親しい間柄なら、ペルフィと呼ぶことを許しているが、初対面のお前から呼ばれるのは不敬だ。」
「そうだな。様付けするのはどうだ？」
「――――何か違うな。やめろ、ペルフィでいい。」
「とにかく、私はタロット専門の占い師(フォーチュンテラー)だ。何か占ってほしいことがあればいつでも言え。」
「あと、ピアノの演奏も得意だ。特別に聞かせてやってもいいんだぞ。」
「自己紹介なんてこれぐらいで良いか？以後、よろしく。」

ア行

『アイトリア・ファフニール』
空兵の中では落ち着いていて、冷静に物事を判断できる人材だ。
魔法の腕も優れており、非常に信頼できる――――のだが。常識人ではないのが玉に瑕だ。
芸術家気質と言うのだろうか。しっかりしているようでどこか抜けていたり、大食いだったり、いきなり演奏を始めたり……
間違いなく変わり者に属するだろう。
ま、まあ。だからといって嫌いというわけではないのだが。

『アルヴァルド・ラングレイ』
女好きでお調子者。そう表現すれば好かれるような人物には見えないが、言動が紳士的であるが故に空兵達の信頼を得ている。
世渡りが上手なのだろう。他の空兵達と比べて常識人であるという点も評価が高い。
戦闘では少々危ういところもあるが、日常生活においてはシビーは参考にすべき点が多いように思う。
教えを乞ってみるように後で頼んでみるか……？いや、さすがにお節介がすぎるか。

『インディペンデンス』
一見、ハルーラ神官とは思えないほど粗暴な性格をしているように見える。
だが、実際話してみれば、思慮深いところも併せ持つ女性だった。ある意味、ハルーラに導かれたのも納得だな。
戦闘面については、神聖魔法と騎獣との連携を組み合わせて戦う独特なスタイルを取っている。これからの成長に期待しておこう。

『エネア=プテリュクス』
正義感と向上心を併せ持った、戦士らしい気性の少女だな。
魔動天使という特殊な事情もあるが、自らを兵器と称しながらも人間性を失っていないのは評価すべきところだろう。
自主性がないのと自己評価が低い悪癖は、これから経験を積めば改善されていくはずだ。それまではこの私が手を差し伸べてやろう。
か、勘違いするな。軍師として、お前が役に立たなかったら困るからだ。

『エミル・シャルラッハ』
見ていると、どこか親近感を感じる少年。
なぜかは分からない。バルバロスだからだろうか、まるで昔の自分を見ているような気分になる。
戦いではあまり無理をさせないようにしなければな。仲間の身も大事だが、己も生き残らなければ意味がない。

『エリュテイア』
かなり適当で、ずぼらな性格をしている。神経質になりがちな、魔術師らしからぬ性格だな。
魔法とは学問であり、扱うにはしっかりとした知識が必要なのだが……真語魔法をちゃんと扱えている辺り、天賦の才があるのだろう。
この船でその才を育むことができれば、もしかしたら大成するかもしれないな。

LV2《プリースト2、ウォーリーダー1、ミスティック1》
取得：魔法拡大：数、流麗なる俊陣Ⅱ：流水、星は剣を導く

LV3《プリースト2、ウォーリーダー2、ミスティック3、スカウト1》
取得：代償軽減、軍師の知略、星は盾を導く、幸運は富をもたらす

LV4《プリースト4、ミスティック4、ウォーリーダー2、スカウト1》
取得：幸運の星の導きを知る

LV5《プリースト5、ミスティック5、ウォーリーダー4、スカウト1》
取得：MP軽減：プリースト、光る星は弱点を暴く

※以降リビルド