ロワールというワイン産業を特色とした、比較的裕福な町で生まれ育った人間。
両親は共にそのワインを生産する農業従事者で兄が一人居る四人家族。
両親共にティダンの信仰をしており、その流れで兄弟共々信仰していた。
仲は良好で、時折喧嘩もあったであろうが直ぐに解消されていく程である。
両親は農場と酒造所の維持運営を行い、蒸留所とも契約している。
これらを一家と親戚で協力して営んでおり、ヴィータも家族の手伝いを行っていた。
そのせいもあるのか、酒類特にワインには強い。味を楽しむよりはそれで皆でわいわい騒ぐ方が好きなのだが。

町の人達や同年代の友人とも関係も良く、今でも大切な人達だと思っている。数年前に町を出ていってしまった少女にも友人と思い再会を願う程には。
多少町にいるティダン神官から教育を受けていたが、同年代の友人と外に出て遊んだりする事が多かった。
幼少の頃から町外れに住む『魔女(高位ウィザード)』から様々な話を聞きに行っており、村の外、冒険者に憧れを抱いていた。
今でも好奇心を擽らせるような冒険譚は好きで、本を読むなり話を聞きに行ったりもしている。
悪天候で農作物に被害が及びそうな時に町にいるティダン神官が行使した【ファインウェザー】や、人を癒す神聖魔法等を見て、それを受けて人が笑顔になり神官に感謝している所を見て、
冒険者になれたらこの人みたいに沢山の人を助けられるような最高の冒険者になりたい、とも思うようになり、冒険者としての目標を勝手に決めて行った。

13歳頃になると唐突に神‥ティダンの声が聞こえ、病気か何かだと勘違いして両親に相談した。
すぐさまに町にいるティダン神官にまで話が行き、そのまま神殿で、神聖魔法、教義、聖職者として必要な事を叩きこまれていく。
この頃からプリーストとして冒険者を目指そうとして、魔法の扱い方等を磨こうとしていったりもしている。
15歳頃になると直ぐに冒険者になろうとする。家族や町に居る聖職者には一度難色を示されるが、最終的には理解を得た上で冒険者になる為に町を出た。

幼い頃からティダンについては教えられているが、大体での解釈しかしておらず、
「出来るだけ嘘は付かない」「困ってる人は助ける」「約束は破らずに守る」
は出来るだけ守って行こうとはしている。

「俺ぁヴィータ、ヴィータ・ソアーヴェっていうんだ、宜しくな！」
「冒険者って沢山居るんだなぁ‥どれ位と仲良くなれるんだろうな？」
「ま、折角だ　一緒に楽しもーぜ！」
PLはシラードです。何も考えず支援と回復に回るのはきっと楽しいと信じて。
何卒宜しくお願い致します。