制御クリキャスウィザード
ソーサラー12、コンジャラー11、セージ9、エンハンサー5、アルケミスト1(ヒルスプ)
残り経験点に応じてドルイドなど？
魔法拡大数　魔法収束　魔力強化　クリティカルキャスト　魔法制御

「XXX」メイジスタッフ　アビス：魔法行使判定+1
防弾加工の「XXX」マナコートプラス+1　アビス：被魔法ダメージ-1

深々とした叡知のとんがり帽子
┗勇者の証(心)
ラル=ヴェイネの観察鏡：敵の弱点値-4
ラル=ヴェイネの金鎖
┗正しき信念のリング
ラル=ヴェイネの魔宝帯：主動作でMP10消費するとHP10回復
セービングマント
ラル=ヴェイネのマナリング
叡智の腕輪：予備も所持
ディスプレイサー・ガジェット
┗インテリアニマルサック
ラル=ヴェイネのブーツ　ドルイド習得するならラル=ヴェイネのダウンルッカ―
アルケミーキット（アビス：魔法行使判定+1が不要ならカードシューター＆アステリアの守り）
　他候補：ラル=ヴェイネの肩掛け、カースレベリオン、幸運の羽

消魔の守護石[10]*2
消魔の守護石[7]*2
魔晶石[10]*4
魔晶石[5]*7

陽光の護符[+1]*2
陽光の護符[+2]*2
陽光の護符[+3]*2
月光の護符[+1]*2
月光の護符[+2]*2
月光の護符[+3]*2
熱狂の酒*2

叡智の腕輪*2

強く魔化された青銅
黒曜石の盾*2
銅玉の守護*2
柘榴石の活力*2
柘榴石の生命力*2

マテリアルカード緑

毒を飲んだことがある
父親が旅に出ている
一定期間の記憶がない

病の家族・恋人を救うため冒険に出た

幼いころの記憶を問われれば、それは街であり、森であり、草原であり、海である。
物心つくころには旅をしていた。
両親は放浪を続け、各地の叡智を学ぶタビット。
そのような刺激的な毎日であれば、彼もまた同様に世界の叡智を求めるのは当然と言えるのかもしれない。
成人とともに一人旅をはじめる。
海を越え山を越え、新たな地へ。新たな智を。
遺跡を探索し、魔物を倒し、新たな力を。

放浪の身である彼は、仲間は出来てもパーティは組まず、一人旅を続けた。各地に友がいる。それで充分満ち足りた。
そんな彼だったが、あるときから3人でのパーティを組んでいた。
男性のリカント・拳闘士、リューグ・バティム。
女性の人間・操霊術剣士、エアリ・ティンカーシェイド。
一人で旅すると幾度言ってもふたりは聞き入れなかった。
結果として…　…　…それにどれだけ救われたことか。
リューグとは変わらぬ友情を誓い、エアリとは永遠の愛を誓い合った。

そんな仲間であり親友が、不治の病に侵されているならば、命をかけるのは当然であった。
素晴らしい医術があると聞けば、行って学んだ。
毒が万能薬になるというのなら、自分の身体で試した。
ついにはリューグは床に臥せるようになった。最後までともに冒険できずにすまない、と。それでも、最高に楽しかった、と。笑顔で語った。

…まだだ。まだだろう。まだなにか手段があるはずだ。彼はあきらめずに駆けずり回る。
あるとき、エアリと古代の遺跡へ向かう。かつて不死の研究をしていたという錬金術師の住処。

それは
何ら珍しくもない
冒険者なら　放浪者なら　覚悟すること

彼が記憶しているのは断片的で
おぞましい合成獣
死臭を放つ不死者
狂気の死術師
眼の前に迫る傀儡の剣
激しい熱と衝撃に気を失い
次に目覚めたとき
散らばる魔物の残骸
変わり果てた相棒はもう動くこともなく
彼も寄り添うように、再び倒れた

どうやってそこから生還したのか。
辺境の村のベッドで目覚める。
命は助かったが大怪我により、数カ月は動くこともままならなかった。
親切な村人の介抱もあり、一年かけてようやくひとりで動けるようになった。
魔法の腕も鈍ってしまい、護衛とともにあの遺跡へ。
…あのときの戦いで、魔物は駆逐したのか、緑の自然に満ち溢れていた。
見つかったのは、相棒の剣や鎧の残骸。そして指輪。
病に臥した友も逝ってしまった。
さすがの彼もふさぎ込んでしまう。

…だが
ああ　生きるとはなんと罪深いことか
どんなに悲しくても腹は減るし
どんなに絶望しても光を求めたがる。
友よ、愛するひとよ。まだそちらへは行けない。
きっと君たちの知らないことを土産にするから、許してほしい。
再び智を求めることを。
彼は魔杖を手に立ち上がった。