6レベル：新たな種族特徴[メルトフォーム]を得ます。

[メルトフォーム]
30秒の間（もしくは3ラウンドの間主動作で）集中すれば、全身（装備含む）を全
て液状に変えることができます。液状の身体では移動力が1になり、移動しか行え
ませんが、攻撃や魔法、特殊能力などのあらゆる効果の対象になりません。元の
身体に戻るときも30秒の集中が必要で、周辺に充分なスペースが必要です。
　液状の身体では、指1本が通れる程度の隙間でも自由に行き来できます。液状の身
体は1日に合計で1時間までで、それを超えると液体から二度と戻れなくなります
（PCとして扱えなくなります）。

11レベル：[メルトフォーム]での液状の身体と元の身体への変化が主動作1回で行え
るようになります。

「こんにちは、ゼリィ＝シャネアです！覚えてくれたら嬉しいな！」
「料理とか家事とか得意だから、手伝ってほしかったら気軽に言ってね？」
「この船に来る前の話？――……。」

「夜食作ったんだけど、食べる？ゼリーと寒天とナタデココだよ！」
「くらげって可愛いよねぇ……」
「待って！！私に可食部はないよ！？絞っても魔香水にもならないよ！？」
「この命が尽きる前に、私は「世界に私が生きた傷痕」を残したい。だから、私のことを知らない人なんて居ないくらい、本に残るくらい、有名で凄くてカッコよくなるの！」

ゼリィは、かつて自由とは程遠い身だった。
窓が無くて朝か夜かもわからない、本と「ご主人様」以外には何も無い屋敷。
気がついたらそこにいた。

「自分は人に仕えるために生み出された種族だから」

彼女は生まれて間もない半液状の体を必死に動かして、「ご主人様」のために働いた。
「ご主人様」は、ゼリィのその姿を愛おしそうに眺めていた。
ゼリィはその生活を不幸だとは考えていなかった。
何故なら、毎日仕事が終わった後に読む本が、何処へでも連れて行ってくれたからだ。

そんな生活を続けているうちに、自身の身体が日に日に小さくなっていることに気付いた。
ある晩、寝付けずに横になっていた時、ゼリィは真実を知る。

「ご主人様」が自分の寝室に入ってくる。それと同時にゼリィの身体が分離されていく感覚。
何をしているんだろう？

咀嚼音。

驚いて飛び起きる。

「ご主人様、何をしてるの！？」
「貴方の事が大好きで……我慢できないの」

その目を見た瞬間、ゼリィは悟った。
自身が「愛玩動物」として扱われていること。
そして、自我も心も自由も「ご主人様」には認められていないこと。

ゼリィへの監禁はその日から厳しくなった。
家事をしなくていい代わりに、部屋から一歩も出させてもらえなくなった。
ゼリィは自由を渇望するようになった。

「精神的に自由になるためには、この身体を捨てる(命を絶つ)しかないのだろうか？」

そう思う程、長い虚無の時。
何ヶ月か、何年か。
どれだけ時間が過ぎたかもわからなくなった時、唐突に部屋の扉は開け放たれた。

曰く、「ご主人様」はとある罪によって投獄された。
曰く、ゼリィは完全なる自由の身(ヴァグランツ)になった。

とはいえ、余りに突然のことに思考が追いつかない。
扉を開け放った者は言った。

我々の船(エトワール・フィラント号)に来ないか？

と。

クラゲ＝Jellyfish+ゼリー+キタユウレイクラゲの学名Cyanea

立ち絵のデザインモチーフはどちらかというとカツオノエボシとかそっち系だったりします。

ファイター10　コンジャラー11　スカウト7で、支援寄りの前衛となることを目指しています。
1R目で足さばきによる接敵orシールドバッシュを狙い、その後は乱戦エリア内でコンジャラーの支援を撒くかマルチアクションで攻撃しながら味方を回復します。
初参加で卓環境が把握できていないのでうまくいかなかった場合はコンジャラー・スカウトは維持したまま少しビルドを変えるかもしれません！

現在作成・整形中です！変更の可能性多し！
流浪初参加なのでビルド上の問題点やルール把握のミスなどがありましたら是非お伝えください……！！