ヘリオス卿
　・苦労人な雰囲気が見受けられたが後述する領主様の従者らしく気苦労の絶えない日々を送っているらしい。胃には気を遣ってあげよう…
　
　アイリース卿
　・領主様があんなに可愛らしいお嬢様だとは…と言う驚き半面、身のこなしから見える"実力"と道中で見せた軽業から垣間見るに"どうやら本物のようだ…"と思わせる威容に納得もあった。
　・英雄が領主として転身する際、往々にして業務に追われるケースは多くみられるけど、"本当にいたんだこういうタイプの領主"と思うくらい華麗な"英雄が領主に転身して片腕に9割押し付けるムーヴ"だった。
　・ボクとしては「いいえ。私の治める国があるならそれは私自身で探したいのです」と言うタイプの英雄譚が好きなのだけれど、成功の象徴として領主となるケースが多い以上、そのタイプは何かしら人間的欠陥を抱えていた事を誤魔化すためにそう言ったことにされるケースが見られるんだよね…そう言う点では自身の社会的地位を保証し、自身の英雄譚を確固とするためには領主になると言う選択肢もアリなのかもしれない。ある程度領主としての業務が苦痛であろうと、自身の物語をろくでもない愛憎の悲劇で終わらないためなら頑張らないといけないしね。
　・その分ヘリオス卿のような頼りになる片腕が過労に倒れるのは…まあ、ある程度は仕方のない犠牲なのかもしれない…今度飲みにでも連れて行ってあげた方が良いのだろうか。こういう時は愚痴を聞いてやれと聞くし…
　・総じて愛嬌たっぷりで可愛がられるのも納得だなこれは…と言う感じ。引かれない程度に可愛がろう
　
　ミカエラ公
　・偶像<アイドル>を自称し歌い踊るだけの事は有り可憐な舞で愛嬌もあり…綺麗な生き方だと思った。(まぁボクほどじゃないけどね…という事にしておこう。高慢になるから言わないし公開もしないけど…後世に遺す時はこの辺の記述だけ消しておくように注意)(付箋)
　・ミリッツァ様の加護で痛みを自身に転嫁する事の出来る魔法が使えるらしい。"英雄王戦記魔の再生編"に出て来る"血族の再生"※ みたいでカッコいい…そういうの好き…
　・船に酔った時に介抱してくれた時の歌が綺麗で応援したくなった。ライブもやっているようだから手隙になった時は遊びに行こう…
　※"血族の再生"：英雄王戦記に出て来るヒロインアルヴ種のリザレクションの事。同じ痛みを受ける事による蘇生であり不死性を持つ彼女だから成せる蘇生法なのだ…！って描写が良いんだけど詩人や書き手によってはここで彼女が亡くなったりする。アルヴ種がある程度身近になったからの社会的問題に起因するのだろう…因みにミカエラ公のそれはどっちか言うと"痛みを即座に自身に転換する"だから全くの別物だねこれ。
　
　ユエ公
　・表情豊かとでもいうか情の極まりやすいタチなのかリアクションが一々面白かった。いや普段は綺麗なお姉さんなんだけど…
　・あと料理がとても美味かった。鹿肉の煮込みの味付けが母上に近くてほろっときちゃった。いや母上はご存命なのでそういう意味ではなく。
　
　ミュール嬢
　・魔法使いのレプラカーンの少女
　・自己肯定感が薄いのか少し自信なさげな少女だったが放つ魔法は強力だったし放浪の知恵みたいなのが垣間見えて…普通に凄い人なのでは？？と言った感じ。
　
　ゴリラ
　・英雄王戦記獣の咆哮編呼んで冒険者必修だと学んだからリカント語は勉強したはずなんだけど彼の言語は動物のように聞こえた。
　・修験者として見るなら間違いなく強いんだけど…何か納得いかないな、うん…

　チエレ嬢
　・昨日と言い夢を現実にする女性とばかり会っている気がする…
　・人当たりも良いしお菓子が絡むと可愛らしくなる点も含め思う儘に生きているなぁ…って言うのが雑感。お菓子作りの先達として参考にしたい所も多くみられたし、尊敬…
　
　リィリ嬢
　・大人びた感じで、ライトサキュバスとして先達と言う感じがした。
　・ある意味ボクが捨てた道でもあるから少し眩しいような気もする。いやボクがボクの魅力を生かすためにはこれが一番良いって判断したからボクはこれで良いのだけれど、それはそれとしてね…
　
　サリア嬢
　・今日のその場でライトサキュバス三人衆を作るとしたら間違いなくオチになるタイプの大食いの同族ちゃん。
　・朝から20人前の定食、おやつに鍋プリン…いやプリンは全員で食べたのだけれど殆ど彼女の口に入ったのではないだろうかってくらい食べてた。体積からして入らなさそうなのに…今の彼女の身体を西に見てもらったら骨までプリンに置き換わっているのではないだろうか。
　
　ヒヨリ嬢
　・格闘戦士は昨日見たゴリラの印象が強すぎたのだけれど…南派の彼らでもない真っ当な格闘戦士で驚いちゃった。いや本来こっちがスタンダードなのだけれど。
　・ストイックな感じだけど割とお洒落にも興味ありげだった辺り今度薔薇石の香水をお勧めしてあげたら喜ぶんじゃないだろうか。多分似合いのを探してくれる。
　
　リード公
　・タビットの中でもお爺ちゃんらしく紳士的な立ち振る舞いが印象的だった。
　・冒険譚に拘る同族の気配がするので今度じっくり英雄王戦記について意見を聞いてみたい。いやでも泉剣なら悪夢王と近い分勇者王の方が良いのだろうか…？もしかしたら自分が冒険譚を作る側なんだって拘りがあるかもしれないし…ぐむむ。

　ミロット公
　・不老のタビットらしく80歳とお爺ちゃんらしい。割と早いうちに不老になったのかリード公より若々しい印象を受けた。
　・高位の魔術師らしく"次元門の魔法"が使えるようだ。チエレ嬢が13階位がどうこう言ってたから割と高位らしい…形状が穴なのも相まってアリスの物語を想起するね。いや最終的に遭ったのがアレと考えると不思議の国よりもっと悍ましい何かのような気がしたけど。
　
　ラナン嬢
　・小型リカントの可愛らしい少女
　・少女らしい少女な修験者を久しぶりに見た気がする。後現地のリカント語を発してくれたことからボクの学習が間違ってなかったことが発覚して非常に安心できた…これで獣変貌に遭遇しても大丈夫。
　・…しれっとチエレ嬢が巨大プリン複数回作ってたのが判明してかなり驚き。ラナン嬢もまたサリア嬢宜しく胃袋宇宙勢なのだろうか…真相は闇の中
　
　ソフィア嬢
　・シーン様を祀る神官の少女。
　・きゃぴきゃぴしたタイプの神官で気絶回復の魔法に何度もお世話になった…あのマンドレイクがおかしいだけとはいえ気を失いそう…いや実際手放したんだけど…ほどの激戦に堪えるだけの魔力があって命を助けられた。感謝。
　
　ノルン公
　・どうやらゆーしゃらしいコボルトの少年。受けた魔法に助けられたがそれ以上に一挙一動が可愛らしくマスコットとしても一流だった。
　・可愛いよね…良い…
　
　セウラム公
　・少しツンとした雰囲気の青年。英雄譚と言うよりは詩歌劇に出て来るタイプの感じだねあれは。
　・刀を構える様がサマになっていたし今度木剣ででも手合わせ願いたいな…ただ南はしばらく行きたくないな。正確に言うなら筋肉を見たくない…

　リュイシン公
　・大人びているのに妙に小さいと思ったらグラスランナーらしい。泉剣に来て初めて見たな…
　・妙な技術力を持った屋敷であったり遺跡のようだと感想を零したら否を唱えなかった辺り"異世界から来た"と言うのも割と信憑性のある種族だと感じた。観劇なんかだと単なるトラブルメーカーだらけの種族として扱われてるケースが多いから割と驚き。
　
　カイル公
　・リルドラケンの青年。体格が凄くてびっくりした。二尺。その辺のお嬢ちゃん二人が二人羽織してもなお届かない。
　・西派で高身長の竜種だと言うから少し怖かったけど蓋を開けてみれば紳士的な立ち振る舞いで驚き。
　・英雄譚にしたら映えそうだなぁ…良いなぁ…割とボクの目指す英雄譚への道の一種の到達点みたいなのは感じられた。いや自分とはジャンルが別か。
　
　ミラベル嬢
　・自称ドワーフの少女と聞いたが…獣が濃かったと言うか、気苦労の多い日々を辿ったのではなかろうか。"カエルの呪い"宜しく中途半端に獣と混ぜられたとか、そういう感じなのだろうか…西に身を置いてるらしいしそれ絡みかもしれない。(…仮にそうだとしたら余程の事情がない限りトータス師夫が黙ってないだろうし流石に違うと思うけど)
　・それはそれとして本人は少女らしく元気な微笑ましい感じ。ユエ公の前に置いてみて反応見たいな…
　
　エーフィル公
　・やたらヒヨリ嬢を熱い眼で見ていた青年…ごめん嘘ついた。目の敵にしてそうだった。
　・本人はカッコいいだけにこう"ついていない"感じが見え隠れしてる辺り、二枚目と言うか二つ名に"不幸"が入る日もそう遠くなさそうだったと言うのが雑感

　アステル嬢
　・狼の精霊を従えた森羅術師の女性
　・元気な女性だけど真剣な話を振られると自身の経験譚踏まえて話してくれる辺りヒーローの女性系としての"ヒロイン"って感じがする素敵な方だった
　
　クリス公
　・作家らしい偏屈な男性…今時こんな作家さんいたんだと言う驚き半面可愛らし気と狡猾さの合いの子な感じが垣間見れて芸術家だなぁと…
　・とはいえ泉剣に属して必要とあれば自身の理論で子どもの説得も辞さない等自称芸術家にはない社会性の存在が確かに感じられた。でも多分プライベートに踏み込もうとした途端ヤバイ事になるケースっぽいし、あまり踏み込まないようにしておこう…
　
　オキナ公
　・紳士的な神官の男性。大人っぽくてユーモアのある感じが尊敬…
　・失礼だけど賢神信仰者って西みたいな智慧を求める独善って印象が強かったんだけど認識が180度変わったね
　
　アステラス嬢
　・飄々としたと言うか面白い女性って感じ。
　・自分と言う個が固まってる感じが綺麗だなと感じた。…そういえばこう言うキャラが一人いると依頼呼び込ませても良し無理難題なギミックを勘で解かせても良しと物語回しが便利って詩人のおししょが言ってた。英雄譚に夢見てる弟子に言う事じゃないよねそれ。
　
　フェリシア嬢
　・眩しい(物理的に)お嬢ちゃん…いや演劇に出てきそうなコッテコテのお嬢様。
　・なんというか見ていて飽きないんだけど眩しいから見るのが難しい、みたいな…戦法自体はガメル投石と言う変わった戦法を使うようだ。吟遊に聴くヒロインからもらったアムシトゥス記念銀貨を銀弾として剣を用い叩きつけ邪悪なヴァンパイアの征伐にする演出はカッコ良いと思ったけどガメル自体で戦うのは初めて見たな…現実は時にして物語より奇なりと言うのが感想。この日の末尾の言葉には割と最適だね

　シンフゥ嬢
　・常にカンペで会話するタイプの幼子メリア。
　・森羅魔法を使いこなすらしく如何にも精霊と会話できます！って感じのほわほわした可愛い子だった。
　・…南で教育を受けたのか西にイタズラ半分で教え込まれたのか言葉遣いが怪しいのが…守らねば…ってなった。
　
　サンヨウ公
　・ウィークリングガルーダの軽戦士の青年・
　・身のこなしが軽快で…翼の使い方が上手かったので参考にしたい。南手合わせしたい人が多い…けど筋肉は怖い…うむむ…
　
　ジルコニア公
　・石人(フロウライト)と言うらしい。生きた魔晶石とは聞いていたけど本当に石とは驚きだね。
　・戦法としてはメイスを振り回す手堅い感じ…まあ物理的に硬いからね(そうではない)
　・どうやら生まれたばかりらしくこれが初陣らしい。よく身体が動くな…ボクはお腹が減って力が入らなかったのに

アンク公
　・巨人族(スプリガン)の青年で見かけこそ少し恐ろし気だけど優しい青年でびっくりしちゃった。獣の咆哮で言うと虎狩り公みたいなギャップがあったよね。こういうの現実にいるんだ…ってなる。最近こんなんばっかり
　・巨人語みたいなのが別にあるのか変身中の言語が分からなかったけど多分虎狩り公みたいな荒々しくてカッコいい言葉遣いなんだろうな…学んでみようかな…
　
リオン公
　・紳士的なアビスボーンらしい青年。
　・魔神に呪われた腕ってカッコいいよね…後で分かった事だけど強力な分燃費も悪く食事には困るらしい。補正追尾してくれる(命中が上がる)のは羨ましいけどそれは善し悪しだなぁ…将来的に旅をする事になったら困るだろうし。人攫いを便利な脚扱いしてたのは印象深い。

ジャック公
・我らが漆黒のパパ上堕天使殿…間違えた。初対面は雰囲気怖い人だったけど何だかんだ愉快な人だったね。リアクション向けと言うか…珍道中の系列で悪役が仲間に加入したら突っ込みしかしなくなったとか…そういう気配を感じた。妖精もその辺分かってやってるんだろうな…

銀黎公
・商人のようで放浪神様の神官として流れてきたらしい。
・成る程流れの商人と冒険の兼任かぁ…そういう道もあるのか…

蓮花嬢
・神官兼魔道技師のハイマンの女性
・車椅子だったから大丈夫かなぁ…っていうのが初対面の感想だったけど思ったより速かった。これは車椅子レースガチ勢の方。
・お婆ちゃんみたいだったけどハイマンと言う事は割と早生まれなのにお婆ちゃんと言う線もあるのか…案外ボクと年齢近かったりして

師匠殿
・大怪盗パンプとキッシュのパンプの方。何やかんやで１話限りの単発ゲスト(テコ入れキャラ)として弟子入りすることになったのでこういうふうに明記した。
・戦闘能力はからきしを謳ってるにも拘らず「誰も助けてくれないなら吾輩達が助けるしかないである！」って奮闘する辺り本当にカッコいいよ師匠…
・物語の義賊に憧れて自身もそうなった、なれたって辺り本当に好き…一時と言えど彼を師匠と呼べたことはボクの誇りの一つと言えるだろう。
兄弟子殿
・鼻の高い(?)我らが兄弟子殿。
・多分他のシリーズだと単発主役回がありそうな感じで割と好み。今度大怪盗パンプとキッシュ読むからね…楽しみだね…
少女
・名前分からないけど多分妖精さん。白い服着て人間大だけど一切喋らない辺り多分そう。
・こう言う子可愛いよね…庇護欲をそそられる…今後の本の中の冒険にも付いてきてくれるなら彼女の色んな表情を見れるのだろうか。だとしたら素敵だなぁ…
ナオン公
・空飛ぶレンゲが飛んでくるという割と最悪に近い出会い方したけど妖精さん曰く悪い人ではなさそう…？
・ただ怪盗と盗賊をごっちゃにしてるのか目出し帽を被ろうとしていたのもあって…本当に悪い人じゃない？妖精さんほんと？嘘つかない？
セレスト公
・敬語の魔術師船渡しの丁寧なお方。性別がわからないタイプ。
・正直Stember君で遊んでた印象が強い
ルカ嬢
・綺麗な冒険者冒険者してるというか上手く立ち回るタイプの人間女性。
・割と抜け目ない印象を受けた。チエレさんしかり西の印象が崩れるなぁ…もっと医者どもみたいな「うけけけけ！！」って笑う人がいてもおかしくなさそうなのにね。最近の研究者が取り繕うのが上手いのか、師父フラウレスの類友案件かな
Stember公
・頭部の謎器具で会話する前衛の方。種族はちょっと分かんない。
・未知の言語を零していたけど何語だったんだろう…

ティダン公
・こんな名前をしておきながらクロスボウを抱え精霊魔法を使いこなす後衛のシャドウの青年。
・料理がとても美味かった。猪の醤煮はいつか真似してみよう。メモは例の頁に保存してあるので随時参考にする事。
李飛狼(リー・フェイロン)公
・李家裏門拳を継ぐ少年。背中の流派の秘文を目当てに野盗に狙われていたらしい。
・泉剣で修行を重ねるみたいだけど結局どこに所属したのか聞き損ねたな…今度亀甲庵で会ったときにも聞こう。