プロフィール

経歴表

概要

　ルーンフォークのみで構成された魔動射手(マギテックシューター)部隊。
　「戦場という地獄とを分かつ壁となれ」を理念としている部隊であり、一人でも多くの人族が平和に暮らせるよう戦っている。
　この部隊における最大の特徴として「記憶の継承」が挙げられ、同一の容姿を持つルーンフォーク達が、記憶を共有している。
　これにより迅速な情報共有が可能となった他、効率的な不足人員の補充を可能としている。

歴史

　その歴史は魔動機文明時代にまで遡り、とある兵器(マギテックエンジェル)を元に製造されたルーンフォークの実戦投入を目的として設立。
　人族の死傷者を最低限まで減らすために戦い続け、人族の兵器として常に最前線に立ち続けた。
　そして「記憶の継承」により、通常のルーンフォークではあり得ない長年における個の維持に成功しており、その為に部隊員は魔動機文明時代からの生き残りが殆どであり、現代においても技術の保存を目的として、現代に至るまで本部隊は存続し続けている。
　元となった兵器や記憶の継承の関係で、所属するルーンフォークはすべて同一の容姿をしているがすべて別個の個性を持つ。

補足事項

　なお「記憶の継承」は、ルーンフォークの人権が認められた魔動機文明後期において、ある種の非人道性が認められ、条約で禁止されている。
　これは「記憶の継承」で行う事が、誕生したルーンフォークに別人格と記憶を植え付けることによる個人の改変にあたる為であり、今では人道に反する行いとして技術保存目的で行われていることを除けば、通常のルーンフォークが記憶の継承を行った例は未確認と公式にはされている。

個性

　無邪気で元気な子供っぽい個体。 一人称は"私"。
　左腕部の上腕から先に金属パーツが使用されているのが特徴であり、普段は上着で隠している。
　戦闘スタイルは、銃剣突撃からの接射を主体として前衛であり、最低限の生命活動を行いながらの前線維持を重視している。

機密情報

　当機の研究目標は、殺意の制御であり、子供を元とした性格モデルに人為的に調整が加えられている。
　前身となる兵器には、戦闘行為に対する忌避感及び嫌悪感からの戦闘放棄が確認された為、それらの改善を目的とした研究。
　強力な装甲兵器に対し最低限の装備で肉薄、苦痛や恐怖を感じながらも戦闘行動を継続できるかの実験に用いられた。
　この実験の成功により、以降の同部隊ルーンフォークは全て、苦痛や恐怖を感じようが戦闘行動を継続可能である。